前週のコンシューマーゲームのソフト&ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週金曜くらいに更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
僕はとにかく驚いた。
週間ゲームソフト売上
日本の売上ランキングTOP10
1位(初登場) Switch あつまれ どうぶつの森
188万626本/任天堂/2020年3月20日発売
2位(先週1位) PS4 仁王2
26140本(累計 11万8032本)/コーエーテクモゲームス/2020年3月12日発売
3位(先週2位) Switch ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX
21954本(累計 20万6893本)/ポケモン/2020年3月6日発売
4位(先週3位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
17608本(累計 352万7528本)/ポケモン/2019年11月15日発売
5位(先週5位) Switch Minecraft
12116本(累計 132万1931本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日発売
6位(先週6位) Switch マリオカート8 デラックス
12095本(累計 282万9353本)/任天堂/2017年4月28日発売
7位(先週7位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL10647本(累計 361万2919本)/任天堂/2018年12月7日発売
8位(先週8位) Switch リングフィット アドベンチャー
7505本(累計 73万1308本)/任天堂/2019年10月18日発売
9位(先週10位) Switch スプラトゥーン2
7467本(累計 334万9417本)/任天堂/2017年7月21日発売
10位(先週11位) Switch スーパー マリオパーティ
6580本(累計 137万5417本)/任天堂/2018年10月5日発売
https://www.famitsu.com/news/202003/25195365.html(ソース:ファミ通)
<前回の売上予想>
・あつ森 ⇒ 初週80万本台後半
・閃の軌跡3 Switch版 ⇒ TOP10外だが5000本以上は売れる
・サブノーティカ ⇒ TOP30すら怪しいのでは?
前回の記事で予想した今回集計分のソフト売上、集計範囲の大目玉である「あつまれどうぶつの森」を大きく外してしまった!w
自分でも驚きと笑いが隠せない。
初週で余裕のミリオン突破。しかもプラス88万本で、Switch歴代1位の初週売上。ポケモン超えたの...!?
コロナや三連休も手伝ってとび森の初週売上+20万本と勝手に予測してたけど、まさかここまでコロナの影響が大きいとは...
また、発売日の深夜からあつ森がトレンド入りして大勢の人が0時からプレイしていたため、DL版の売れ行きもパケ版に匹敵するレベル(100万本程度)だと思われる。
完全にあつ森とコロナの影響を舐めていた...
「閃の軌跡3」のSwitch版は惜しくもTOP10に入らなかったものの、6000本強と僕の予想より若干多い結果となった。これは当たりってことで良いよね?
そしてインディーズゲームがパッケージ化された「サブノーティカ」。
TOP30に入った。第20位で3000本弱の売上。
思いのほか売れたように感じるが、やはり日本市場がゲーム業界問わず蔑ろにされがちになっている世界の流れの象徴がここにもある気がする。
まあ購入していない僕があまり言えることでは無いのだが...
海外の売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2020/03101722.html(ソース:doope!)
今回も世界売上の集計データが見つからなかったため、UKチャートを参照。
やはり海外でも一番売れているのが「あつまれどうぶつの森」。ぶつ森シリーズは世界的に大人気である。
2位は海外で大人気のFPS「DOOM」シリーズの最新作。やはりAAAタイトルなだけあり強かったが、あつ森には一歩及ばなかった様子。
3位は前週の約三倍まで売上を伸ばした「COD:MW」。多分CODのバトロワゲームが配信されたから一気に伸びたのだろう。
8位にはXBOXONEの「フォルッツァホライゾン4」が、7位と9位には「クラッシュバンディクー」シリーズがランクインしてるというのは何とも海外らしい。
前週に発売された「仁王2」が早速圏外に陥っているのが、日本人として悲しいところではある。
週間ハード売上
日本 | アメリカ | ヨーロッパ | 世界 | |
Switch | 394,379 | 215,047 | 164,091 | 840,693 |
PS4 | 14,972 | 32,045 | 59,232 | 129,031 |
Xbox One |
204 |
25,789 | 9,428 |
39,509 |
3DS | 992 | 1,325 | 1,318 | 3,857 |
https://www.vgchartz.com/#graph_menu(ソース:VG Chartz)
まず驚愕したのが、‘‘あつ森効果‘‘でどの地域でもSwitchの売上が前週の3倍以上になっている。
特に凄いのが、やはり任天堂が強い日本。前週から7倍以上の売上が伸びており、集計開始以来最高の売上台数を叩き出した。
キラータイトルの爆発力ぱねぇ...国内だけでほぼ40万、グローバルだと一気に100万台近く稼いでいる。
PS4はいつも通り変わらず。もう末期だから許される。
箱ワンは、なぜか日本で前週の4倍の売上を記録。
コロナで外出自粛状態だし、Amazonでセールがあったからだろうか。
それでも桁の異常さは依然と相変わらず。
今週発売するゲームソフトと売上予想
【今週発売するゲームソフトはこちら】
注目すべきは、コラボレーション無双シリーズの中でも特に人気の高い「ワンピース海賊無双」の最新作。
初代:65万本 ⇒ 2:30万本 ⇒ 3:20万本 ・・・と初週売上が来ているため、この最新作「4」は初週10万本と予想(PS4版とSwitch版合わせて)
続いて注目するのは、四年前にリブートされ大復活を遂げた「DOOM」シリーズの最新作「エターナル」。
前作は日本では初週0.6万本とかなり海外と乖離した売上を残したが、合計では2万本は超えていると思われる。
じゃあ今作はどうなのか。初週1万本を超えて欲しいところだが、前作と同じく0.6万本程度で終わってしまうような気がする。
海外では一週間先行して発売されているが、売上は全作の2倍以上の大ヒットを記録している模様。日本には縁ほど遠い光景だな...
もう一つ注目しておきたいのが「ライフイズストレンジ2」。
前作は初週1.2万本の売上で、Steamで既に売られていたからCS版は伸び悩んだようだが、口コミでその面白さが広がりそれからかなり売上を伸ばしたようである。
それに対して今作も既にSteam版がリリースされているため、初週8000本くらいに落ち着くんじゃないかな、と。
その他、「スナイパー ゴースト ウォリアー」とか言う初耳のシリーズ最新作や、「金色ラブリッチェ」というギャルゲーなどが発売されるが、これらは総じて3000本以下。
それが儚くも悲しい残酷な真実になってしまう予感。
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