「アニメレビュアーズ」とは、異世界の風俗をファ〇通レビューする某アニメに倣って、
僕が(全話)視聴したアニメを1作品ずつネタバレ有りで感想・評価・レビューを書いていくシリーズである。
そのアニメを観て思ったことや感じたこと、ちょっぴり考えたことなどを偽りなくまっすぐに語る場だ。
評価について
「アニメレビュアーズ」では、完全なる僕の独断と偏見で(ココ大事)作品ごとに点数を付けている。
評価は、その作品が持つ性質を僕なりに分かりやすく点数方式で示したものであり、もちろん制作・放送された年代を考慮して行っている。
それについて、ここでは詳しく解説したい。
評価項目
評価する項目は全部で9つ。
おもに僕は以下の項目をチェックしながらアニメを観て、評価し、レビューを書いている。
要素 | 評価項目 | 説明 |
---|---|---|
映像 | 作画 |
静止画の綺麗さ、動きの凄さ、背景美術の緻密さなど、画面上に見える表向き全てのもの。 3DCGアニメの場合、CGのモデリングや動かし方がこれに当たる。 |
演出 |
画のレイアウト、カメラアングル、撮影効果など。 1本のアニメ映像として連続性があるかも演出の範囲。 曖昧な概念だが、”表現に統一と調和を与える作業”と定義する。 |
|
音 | 音楽 |
OP・ED曲、作中でかかるBGM(劇伴曲)、効果音(SE)など。 OP・ED曲の評価が大きくなりがちだが、BGMも良くなければ10点にはしにくい。 |
声優 |
大前提に声優さんの演技の上手さ。 次いでキャラクターに合っているか(キャスティング)。 |
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内容 | ストーリー |
簡潔にいえば”物語”。全体としての話の流れ、1つ1つの展開や運びを見る。 どのエピソードをどこにはめるかの”構成”、キャラクターのセリフや動きを書いた”脚本”の事である。 |
キャラ |
男の子がカッコイイ、女の子が可愛い、萌える、と感じられるなど… 登場人物(キャラクター)がいかに個性的で魅力的か。 思考・性格・嗜好などの内面部分と、ビジュアル(キャラクターデザイン)の外見部分…要素は大きく2つに分かれる。 また、作品全体を俯瞰したときのキャラの配置も含む。 |
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設定・世界観 |
ストーリーの下地となる、キャラクターや作品舞台の設定の完成度。 序盤と終盤で矛盾しているなど、ブレがある場合は減点。 |
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雰囲気 |
言語化しづらいその作品が醸し出す空気感。 いかにその作品に惹き込まれるか、視聴していて心地よいかなど。 |
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面白さ |
どの評価項目からも囚われず、純粋にどれだけその作品を楽しむことができたか。面白かったか。 ギャグアニメの場合、ストーリーや雰囲気で点数が伸ばせないため、その救済だったりする。 また「ストーリーが酷すぎて逆に笑った」「作画崩壊してたけど、それを楽しめた」という作品を炙り出すためでもある。 |
点数の付け方
評価の点数は1~10点の10段階で付けている。
点数ごとのニュアンスは以下の通りだ。
10 唯一無二、アニメ界の最高峰
9 最高、非常に良い
8 かなり良い
7 良い(基準)
6 微妙、及第点
5 悪い
4以下 酷い、最悪
4点以下になると、おそらく”アニメ”とは呼べない粗末なものであろう。
それから10点満点は、他を圧倒的に凌駕するほどの凄いもの、もしくは非の打ち所がない完璧なものにしか付けないので、レア度はかなり高いと思われる。
大体7~8点に集中しがち。
お気に入り度&オススメ度
「アニメレビュアーズ」では、作品に対しての僕の評価と同時に、
どれだけその作品を僕が気に入っているかという「お気に入り度」と、
どれだけその作品を僕が”アニメに興味がある万人”に勧められるかという「オススメ度」を、
それぞれ5段階の”星”で示している。
5段階のニュアンスは以下の通りだ。
星 | お気に入り度 | オススメ度 |
---|---|---|
★★★★★ | 大好き、人生トップクラス | 絶対に観た方がいい、観てないのは人生損してる |
★★★★ | かなり好き | かなりオススメ、観た方がいい |
★★★ | 嫌いではない、どちらかと言えば好き | 暇なら観ることをオススメする |
★★ | 微妙、どうでもいい | あまりオススメしないが、観たい人は勝手にどうぞ |
★ | 嫌いかも… | オススメできない、時間の無駄である |
合計点数の算出方法
「アニメレビュアーズ」では、記事の最後の「まとめ」で合計点数を出す。
合計点数は、その作品のアニメとしての完成度(クオリティ)を表すものだ。
その計算式は
評価項目の9項目(各10点満、計90点満)+お気に入り度(5点満)+オススメ度(5点満)=合計点数(100点満)
…となる。
合計点数のニュアンスは以下のような感じだ。
ニュアンス | 点数 |
---|---|
神アニメ | 90~ |
名作 | 83~89 |
良作 | 75~82 |
凡作 | 68~74 |
駄作 | 60~67 |
愚作 | 50~59 |
アニメじゃない | ~50 |
90点がなかなか超えられない壁なので、90点以上を傑作=神アニメとした。
どんなに酷いと思った作品でも60点くらいは付いてしまうので、自分ではかなり甘い点数の付け方をしていると思っている。
アニメレビュアーズを通して伝えたいこと
「アニメレビュアーズ」の評価項目の解説は以上となるが、さいごに僕が「アニメレビュアーズ」として過去に放送されたアニメをレビューしていく意図を書いていこうと思う。
素人がアニメを観て、視聴者目線から意見や感想を述べるのはいいと思うが、その一歩先、評価したりレビューしたりするという段階まで行くのはおこがましいと思う。
がその反面、素人だから気付いたり考えたりすることもあると思うし、そういった事を含めて、あくまで‘‘視聴者目線‘‘から感想やレビューを述べるのはすごく大事なことだと思う。
そうやってクリエイターのモチベーションに繋がったり、ブラッシュアップされたより良い作品ができたりするのだ。
また、まだその作品を知らない人に知ってもらう、という行為にも繋がるし、それも同じくらいとても大事だと思う。
「世の中にはこんな素晴らしい作品があるんだよ」「これで僕の人生や多くの人の人生が変わったんだよ」「こんなにも楽しいものがあるんだよ」と伝える、俗に言われる‘‘布教‘‘をすることで、多くの楽しくて面白くて素晴らしいモノを知ってもらい、それをまたみんなで共有する。
それは人間が大好きな得をすることであり、楽しいことであり、人生を豊かにするものなのだ。
アニメ好き、アニメオタクが増えて、アニメ業界がより潤い活気付けば、周り回って自分たちの所にまた幸運がもたらされる。
つまり、作品の感想やレビューを、文章やら動画やら会話やらメディアは問わないが、非常に大事だということだ。
みんなと‘‘同じ好きな物‘‘を共有して、みんなに僕はこれが好きなんだよ!こんな素晴らしいものがあるんだよ!っていうのを知って欲しい。
そのような事を考えて、思って、僕は「アニメレビュアーズ」をしている。
オタクの布教は100%の善意なのだ。
是非、僕が感想・評価レビュー・紹介&解説を書いたものを見てもらい、気になったならその作品を視聴して、愛して欲しい。
アニメは人生を豊かにする!!!
この言葉と共に、この記事ではお別れだ。
それでは、また別の「アニメレビュアーズ」の記事で。
(最終更新:2021年8月2日)