前週のコンシューマーゲームのソフト&ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週木~金曜に更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
週間ゲームソフト売上
日本の売上ランキングTOP10
1位(前回2位) Switch あつまれ どうぶつの森
70552本(累計 500万4720本)/任天堂/2020年3月20日発売
2位(前回4位) Switch リングフィット アドベンチャー
34782本(累計 107万3514本)/任天堂/2019年10月18日発売
3位(前回3位) Switch 世界のアソビ大全51
27323本(累計 17万1620本)/任天堂/2020年6月5日発売
4位(前回1位) PS4 The Last of Us Part II(ラスト・オブ・アス パートII)
25993本(累計 20万4689本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2020年6月19日発売
5位(初登場) PS4 レムナント:フロム・ジ・アッシュ
19244本/DMM GAMES/2020年6月25日発売
6位(初登場) Switch ブリガンダイン ルーナジア戦記
15242本/ハピネット/2020年6月25日発売
7位(前回7位) Switch マリオカート8 デラックス
9338本(累計 300万5043本)/任天堂/2017年4月28日発売
8位(前回8位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
8730本(累計 363万8993本)/ポケモン/2019年11月15日発売
9位(前回9位) Switch スプラトゥーン2
7407本(累計 347万635本)/任天堂/2017年7月21日発売
10位(初登場) Switch ミスタードリラーアンコール
6661本/バンダイナムコエンターテインメント/2020年6月25日初登場
https://www.famitsu.com/news/202007/02201535.html(ソース:ファミ通)
「あつ森」がついに累計売上本数500万本を突破した!!!
日本市場だけで、しかも僅か4ヶ月で500万本・・・バケモノだ。
「とびだせどうぶつの森」の累計売上510万本にもう迫る勢いであり、下手したら次回、次々回あたりで抜いてしまうだろう。
「マリオカート8DX」も累計300万本を突破し、六年前のゲームにも関わらず未だ安定して売れている。新作カモーンヌ!
初動型の「The Last of Us PartⅡ」は後退したものの、日本市場で20万本売れた。
世界では発売から僅か三日間で400万本も売れたらしく、SIEが発売したPS4タイトルでは最速だったようだ。
『The Last of Us Part II』が発売から3日間で全世界累計実売本数400万本を突破!
— プレイステーション公式 (@PlayStation_jp) 2020年6月26日
SIEが発売したPS4®用ソフトウェアタイトルとして過去最速を記録。
詳しくはこちら⇒ https://t.co/Ktg36YptxL#PS4 #TheLastofUsPartII pic.twitter.com/zGQuVVfQn7
初登場では、「レムナント・フロム・ジ・アッシュ」が1.9万本で5位にランクイン。
前回初週8000本と予想したが、 ダブルスコアを付けられて大ハズレだ...
ダークソウルのTPS版と名高いから、ディープな”死にゲーマー”に買われたのだろう。
6位には「ブリガンダイン ルーナジア戦記」が1.5万本でランクイン。
前回初週4000本と予想を立てたが、これまた大ハズレ!完全に舐めてた!
「ブリガンダイン」シリーズの完全新作を20年も待ち侘びたコアなファンがこんなにも居たとは...
10位には「ミスタードリラー アンコール」が約7000本で登場。
前回初週8000本くらい売れるんじゃね?と書いたが、大体予想は当たっていた。
11位以下では、日本一ソフトウェアの新作「少女地獄のドクムスメ」が1928本で25位にランクイン。
これはSwitch版の本数であり、PS4版は残念ながら圏外だ。
日本一ィ...どこが日本一なんだよぉ...
まあ前作「ボク姫Project」が集計不能のランク外だった点を考慮すれば、”まだマシ”だと言えるだろう。
日本一ソフトウェアは、インディーズとAAタイトルの中間に位置するような微妙なゲームをフルプライスで販売するから売れないのさ。
これが4割減の4000円ほどで販売すれば、倍以上は売れていたと思う。
コアゲーマー層では話題に挙がっていたケムコの新作「デスマッチラブコメ」は、まさかのランク外だ。
前回、期待も込めて初週5000本は売れると予想したように、正直「少女地獄のドクムスメ」よりは売れると思っていた。
だが、メーカーやゲームの認知度が劣っているから売れなかったのかも知れない。
告白されると即爆死!・・・ではなく、売れずに即爆死!だった...
海外の売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2020/06105277.html(ソース:doope!)
※UKチャートを参照
今回はなかなか面白いデータになっている。
1位は二週不動の「The Last of Us PartⅡ」。
評判はどうであれ、海外では超絶大人気!
そして注目すべきは第2位の「ブレイブリーセカンド エンドレイヤー」。
2015年に3DS向けに発売されたタイトルだが、どうやら”在庫一掃セール”があったらしく、どちゃくそ売れて2位まで浮上したようだ。
ヨーロッパは小売店が強い。
「ブレイブリー」シリーズはSwitch向けに新作が控えているから、それを前にシリーズ過去作をプレイしておきたいというゲーマーが湧いたのだろう。
3位の新作「SpongeBob SquarePants: Battle for Bikini Bottom – Rehydrated」は、2003年に発売されたスポンジボブのゲームの現行機向けリメイクらしい。
日本では未発売だが、スポンジボブ大人気の海外ではリメイクにも関わらず好調なセールスのようだ。
週間ハード売上
日本 | アメリカ | ヨーロッパ | 世界 | |
Switch |
94,303 | 131,013 | 87,416 | 363,387 |
PS4 |
7,978 | 77,769 | 105,781 | 223,092 |
Xbox One |
38 | 54,618 | 12,755 | 77,390 |
3DS |
918 | 3,724 | 1,380 | 6,314 |
https://www.vgchartz.com/#graph_menu (ソース:VG Chartz)
日本でもアメリカでも、Switchのセールスが非常に好調である。
Switchは今年で4年目となり、コンシューマーハードでは「最盛期」「成熟期」と呼ばれる、最もそのハードが輝いている年。
WiiUとは比較にならないほど調子が良いので、3DSの4年目とまでは言わないけれど、任天堂はもっとコンスタントに新作ゲームを発売して欲しい。
正々堂々AAAタイトルで勝負に賭けてるPS陣営に比べると、PS4とのマルチやDL・インディーズゲームで乗り切ってる感は否めない。
今週発売するゲームソフトと売上予想
【今週発売するゲームソフトはこちら】
ここからは今週発売予定の新作ゲームを振り返りつつ、その初週売上を予想していくぞ!
一番の注目作は、「わんニャンどうぶつ病院 ・・・・・じゃなくて!!!
「マーベルアイアンマン VR」
全世界で売上も評価も高い PS4「スパイダーマン」のおかげで、追い風が吹いているPS陣営のマーベルを題材にしたゲーム。
その二作目に当たるのが、このPSVRに全振りしたタイトル。
PSVR専用なので、AAAタイトルのように爆発的に売れるとは到底思えない。
日本での普及台数を考えると、初週3万本行けば良さげだろう。
全世界で「PSVR」は2019年時点で500万台以上売れているため、グローバルで見ると日本市場の10倍以上は売れてくれると信じたい。
あとは、PS4「キャサリン フルボディ」に全てのDLCを収録してSwitch向けに移植した完全版「キャサリンフルボディ」。
そして、日本人1億2000万人が購入すると思われる「わんニャンどうぶつ病院 ペットを助けるだいじなお仕事」が発売されるが・・・
あまりセールスは芳しくないと予測。特に後者は...
前者は初週3000本と予想。
☟ブログバナー クリックお願いします!