
前週のコンシューマーゲームのソフト&ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週金曜くらいに更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
週間ゲームソフト売上
日本の売上ランキングTOP10
1位(初登場) PS4 機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON
12万3147本(累計12万3147本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年7月30日2位(前回1位) Switch あつまれ どうぶつの森
56730本(累計533万7128本)/任天堂/2020年3月20日3位(前回4位) Switch リングフィット アドベンチャー
37217本(累計124万2596本)/任天堂/2019年10月18日4位(前回2位) PS4 Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)
31932本(累計29万8234本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2020年7月17日5位(前回3位) Switch ペーパーマリオ オリガミキング
22773本(累計18万2508本)/任天堂/2020年7月17日6位(前回5位) Switch 世界のアソビ大全51
16319本(累計27万7346本)/任天堂/2020年6月5日7位(初登場) Switch FAIRY TAIL
15447本(累計15447本)/コーエーテクモゲームス/2020年7月30日8位(前回6位) Switch eBASEBALLパワフルプロ野球2020
13341本(累計15万9030本)/KONAMI/2020年7月9日9位(初登場) PS4 FAIRY TAIL
13236本(累計13236本)/コーエーテクモゲームス/2020年7月30日10位(前回8位) Switch マリオカート8 デラックス
12801本(累計306万3965本)/任天堂/2017年4月28日
https://www.famitsu.com/news/202008/06203518.html(ソース:ファミ通)
前回シリーズ過去作から初週15万本と予想した「機動戦士ガンダム EXTREME VS. マキシブーストON」が案の定1位。
予想の値を下回っては来たが、いまどき初週で10万本の壁を超えられるタイトルは優秀だと言える。
ガンダム関連のゲームはどれも初週10万本前後で安定するから、根強いおじさんのファンが離れてかず支えているのが目に見えて分かる。
続いて2位には、もはや今年のランキングの重鎮と化した「あつまれどうぶつの森」。
先日公開された任天堂の決算によると、なんと全世界合計で2240万本も売れていることが明らかになった!
これは「マリオカート8DX」に次ぐ、歴代Switchタイトルで2番目に高いセールスとなる。
まだ発売から半年も経っていないのにこの売り上げ、はっきり述べると”バケモノ”としか表しようがない。
そのうち約4分の1が日本市場で売れていることになる。やっぱ日本の任天堂は強いわ...
初登場では、「フェアリーテイル」がTOP10入り。
前回両機種合計で初週5万本ではと予想したが、結果はPS4版が1.3万本に対し、Switch版が1.5万本。
両機種合計では初週3万本とあまり芳しくないセールスだった。
もっと売れてもいいと思うのだが、やはり原作アニメ共々とうに完結し人気が下火であるのと、二度の発売延期により世に出るタイミングが遅れてしまったのが原因だろう。
アニメが昨年の9月に最終回を迎えたので、そこにぶつける形で昨年の秋ぐらいに発売しておけば、倍のセールスは見込めたんじゃないかと感じる。
少なくとも当初の予定通り3月に発売していれば、もっと売れたには違いない。
更なるクオリティアップとはいえ、発売延期は怠慢です(スクエニ、レベル5をチラ見しながら)
そのほかTOP10を逃した初登場は、かなり悲惨な状況だ。
まず「薄桜鬼 真改 銀星ノ抄」という乙女ゲーが4756本で17位にランクイン。
全国1~2万人のプレイ人口と見受けられる乙女ゲームにしては、まずまずのセールスである。
27位には、PS4版「ドラえもん のび太の牧場物語」が2015本で登場。
消化率が8割ほどなので、元から5000本以上売る気がなかったように思う。
購入者の9割がトロファーかな?
日本一ソフトウェア期待?の新作「夜、灯す」は、Switch版が1748本で29位にランクイン。
ほら、前回の記事で書いた通りだろ?
公式Twitterアカウントのフォロワーは1万人以上いるのに、この暗澹とした結末だよ。
PS4版に至ってはランク外。

残り約8000人はDL版を購入したに1748Bet
僕はTwitterのタイムライン上で数多くの購入報告ツイートを見つけたのだが、どうやら僕が眺めるゲーム界隈は偏っているらしい。マニアックなハードゲーマーが多いとも言う。
余談になるが、星1の評価とともにディスクを割った写真を添付するという衝撃的なAmazonレビューを発見した。
気になった人は、上のPS4版パッケージの画像からAmazonページに跳ぶと見れるよ。
ギリギリ30位にランクインしたのは「ルートフィルム」。
PS4版が1679本で、Switch版はランク外。
PS4とSwitchのマルチだと後者の方が売れる昨今の市場動向だが、本作に関してはその流れを逆走したようだ。
あ、「ケムコRPGセレクションVol.4」忘れてた...(ランク外)

前回と同じネタをするな
海外の売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2020/08106476.html(ソース:doope!)
※UKチャートを参照
3位に登場したのは「DESTROY ALL HUMANS! – THQ NORDIC(デストロイ オール ヒューマンズ!)」。
PS2で発売されたオリジナル版を現行機向けにHDリマスターしたタイトル。
日本ではPS2版のみ発売されているが、海外では2008年に発売されたPS3/Xbox360版の1.5倍のペースで売れているようだ。
7位にランクインした「SKATER XL – SOLUTIONS 2 GO」も日本では未発売のタイトル。
地球1周分の距離を走る実績が存在するスケボーゲーム。
Steamでも売られているため、日本のコアゲーマーはそちらで買うのかな?
週間ハード売上
https://www.vgchartz.com/#graph_menu (ソース:VG Chartz)
相変わらずSwitchが世界的に強い!!!
各地域で毎週10万台前後売れていて、ライバルのセールスが衰えていく...
だが新世代機のSwitchに対し、PS4とXbox Oneは旧世代機であることを念頭に置いておかなければならない。
彼らと戦った任天堂ハードはWiiUであって、Switchが戦うべき相手はPS5とXbox Series Xだ。
しかし白熱しているなぁ...
今週発売するゲームソフトと売上予想
ここからは今週発売予定の新作ゲームを振り返りつつ、その初動を予想していくぞ!
今週の注目作は、「ブイブイブイテューヌ」。
日本の家庭用ゲーム業界を萌え風に擬人化した「ネプテューヌ」シリーズの最新作となる。
超次元ゲイム ネプテューヌ(PS3) 2.4万本
神次元ゲイム ネプテューヌV(PS3) 4.7万本
新次元ゲイム ネプテューヌVII(PS4) 2.3万本
新次元ゲイム ネプテューヌVII R(PS4) 1.5万本
過去作の初動を見ると、2万本前後でか細く生きながらえている。
今作も初週1.5万本程度かなと予想。
本編シリーズではなくスピンオフの新作となるので、予想を遥かに下回ることもあり得るが、この予想を貫く。
ほか、ワンダーボーイシリーズの完全新作「モンスターボーイ」や、既にDL配信されているゲームをパッケージ化したものが発売されるが、
どれもランク外になってしまうと予想。
そう簡単にこの神聖なランキングに入れると思ったか!!
これが神の偉業だあああああああ


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