前週のコンシューマーゲームのソフト&ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週金曜くらいに更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
週間ゲームソフト売上
日本の売上ランキングTOP10
1位(初登場) PS4 英雄伝説 創の軌跡
83680本(累計83680本)/日本ファルコム/2020年8月27日2位(前回2位) Switch リングフィット アドベンチャー
53594本(累計142万0027本)/任天堂/2019年10月18日3位(初登場) Switch ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター
48957本(48957本)/スクウェア・エニックス/2020年8月27日4位(前回1位) Switch あつまれ どうぶつの森
34401本(累計562万8462本)/任天堂/2020年3月20日5位(初登場) PS4 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リマスター
30169本(30169本)/スクウェア・エニックス/2020年8月27日6位(初登場) Switch キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS
16678本(累計16678本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年8月27日7位(初登場) Switch JUMP FORCE デラックスエディション
15588本(15588本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年8月27日8位(初登場) PS4 キャプテン翼 RISE OF NEW CHAMPIONS
13828本(累計13828本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年8月27日9位(前回3位) PS4 Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)
13226本(累計37万5580本)/ソニー・インタラクティブエンタテインメント/2020年7月17日10位(前回4位) Switch 世界のアソビ大全51
12520本(累計34万9010本)/任天堂/2020年6月5日
https://www.famitsu.com/news/202009/03205142.html(ソース:ファミ通)
この週で見事首位に輝いたのは「英雄伝説 創の軌跡」。
「英雄伝説」シリーズ最新作にして、「軌跡」シリーズ終焉に向けた第一作目。
英雄伝説 閃の軌跡Ⅰ(PS3/Vita) 22万本
英雄伝説 閃の軌跡Ⅱ(PS3/Vita) 15.6万本
英雄伝説 閃の軌跡Ⅲ(PS4) 8.7万本
英雄伝説 閃の軌跡IV -The End of Saga-(PS4) 8.5万本
「軌跡」シリーズは一機種辺りで8万本前後売れているので、今作の初週8.3万本は悪くないと言えよう。
少しずつ下がっているが、ユーザーも日本ファルコムの技術力の低さ(主にグラフィック面)と極限まで削り落とした開発コストに嫌気が差してるようだ。
それでも盲信して購入するユーザーが一定数居るから、こうして新作が発売されるのだろう。正直下馬評はあまり高くはない。
一番好調な出だしだろうと予想していた「FFCC リマスター」は、Switch版が4.8万本、PS4版が3万本、合算した初週売上は約8万本という結果に。
たかがHDリマスターなのに、まさかのオリジナル版から劣化してたという発売日購入ユーザーの訴えが、発売日翌日以降に購入予定だったユーザーの購買意欲にブレーキをかけたのだろう。
Amazonレビューでも星2.0という稀に見る低評価であり、市場価格が崩落して行く先はワゴンというのも十分にあり得る。2週目以降のランキングは厳しいだろうな...
前回の予想は大誤算に終わった。何が初週15万本だ、オリジナル版すら遠く及ばず。
いやまさかクソg・・・
その言葉は厳禁だ...
”愛せるバカゲー”だとか”たまに出る良い方のバンナムが作るキャラゲー”だとか呼ばれている「キャプテン翼 RISE OF CHAMPIONS」。
Switch版が1.6万本、PS4版が1.3万本、2機種合算で初週約3万本売れた。
Switch版が2万本でPS4版が1.5万本という前回の予想は、だいぶ近かったようだ。
買った人はツインショットを打てるようになったかな…?
初回特典はツインショットを打てる能力なの?
7位に登場したのは「ジャンプフォース デラックスエディション」。
PS4版が初週7.6万本だったのに対し、完全版であるSwitch版は初週1.5万本。
前回5000本と予想したように、思いのほか売れていて驚いているw
Switchユーザーとジャンプユーザーは年齢層とか系統が被っているのかな? 鬼滅の刃が参戦していればもっと売れていただろうに...
ほか海外からの輸入ゲームがランキングに登場。
「ステラリス」は3090本で第23位、「ターミネーターレジスタンス」は2486本で第27位に浮上した。
海外の売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2020/08107444.html(ソース:doope!)
※UKチャートを参照
海外でも「キャプテン翼」や「ジャンプフォース」、日本に先駆けて「Project Cars 3」や「Wasteland 3」が発売されたものの、TOP10には入らず。TOP40にはランクインしたようだがデーターは無し。
EAの新作アメフトゲーム「Madden 21」は第10位にランクインした。
週間ハード売上
https://www.vgchartz.com/#graph_menu (ソース:VG Chartz)
Switchは未だ好調だが、それ以外のハードが右肩下がりの傾向にあるように見える。
がしかし、PS4とXbox Oneはもう末期もいい所だ。
年末に次世代機の発売が控えているのだから、それを考慮すればむしろ売れすぎだと思う。まだSwitchの背中が見えてるじゃないか。
あと4ヶ月もせずに今世代機の動作にも対応した次世代機が発売されるのに、今更購入する世界の何十万もの人の気は知れないが、
このまま次世代ハード戦争に突入すれば、PS5が急いでSwitchの影を追ってくるのは間違いないだろう。
今週発売するゲームソフトと売上予想
ここからは今週発売する新作ゲームを振り返りつつ、その初動を予想していくぞ!
注目作は、スクエニより発売される「アベンジャーズ」。
βテストの口コミは散々だったが、製品版のセールスは如何に。
初週12.5万本売れた「スパイダーマン」の好調による追い風で”マーベルゲーム”が売れてほしいものだが、これは予想が難しい。
「MARVEL ULTIMATE ALLIANCE 3: The Black Order」は初週9000本、「マーベルアイアンマンVR」が初週3000本だったという、スパイダーマン以外の残酷なセールスを鑑みて、初週2万本と予想。
「モンハンワールド アイスボーン」の廉価版も発売される。
「モンハンワールド(無印)」の廉価版は、さすがオリジナルが初週からミリオン超えでかっ飛ばしたくらいなので、廉価版とはいえ数万本単位で売れていた。
そしてアイスボーンに拡張して、またもや廉価版の登場。
本作の売上考察は、『まだモンハンワールドを持って無いけど遊びたかったんだよ!ありがとう!』なんて人がどれくらい居るかを予想するということ。
...と言っても分からないので、最終的に直感で初週5000本と予想!
新作ゲームの売上予想なんて、シリーズ過去作やオリジナル版のセールスから需要やユーザー層を考察するけど、最終的には”直感”に帰結しちゃうんだよね!
それを言ったら元も子もないんだよなぁ...
ほか、「NBA2K」の2021年Ver.は1万本に届かないレベルで売れて、「トニー・ホークプロ・スケーター 1+2」は相当厳しいだろう...
最後に、個人的に最近心に響いた一言でお別れ。
積みゲーは、未来の自分にプレゼントする新作だと思っています
— KEMCO(ケムコ)公式アカウント (@KEMCO_OFFICIAL) 2020年8月26日
▼今後発売予定の新作ゲーム▼
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