前週のコンシューマーゲームのソフト&ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週金曜くらいに更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
週間ゲームソフト売上
日本の売上ランキングTOP10
1位(初登場) Switch スーパーマリオ 3Dコレクション
21万136本(累計21万136本)/任天堂/2020年9月18日2位(前回1位) Switch リングフィット アドベンチャー
48826本(累計157万6270本)/任天堂/2019年10月18日3位(前回2位) Switch あつまれ どうぶつの森
32097本(累計572万4253本)/任天堂/2020年3月20日4位(初登場) PS4 eFootball ウイニングイレブン 2021 SEASON UPDATE
26215本(累計26215本)/KONAMI/2020年9月17日5位(初登場) Switch プロ野球 ファミスタ 2020
15129本(累計15129本)/バンダイナムコエンターテインメント/2020年9月17日6位(前回3位) Switch マリオカート8 デラックス
13094本(累計317万0755本)/任天堂/2017年4月28日7位(前回5位) Switch 世界のアソビ大全51
9572本(累計38万1612本)/任天堂/2020年6月5日8位(初登場) Switch アズールレーン クロスウェーブ
7413本(累計7413本)/コンパイルハート/2020年9月17日9位(前回10位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
6887本(累計373万8336本)/ポケモン/2019年11月15日10位(前回9位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6288本(累計383万717本)/任天堂/2018年12月7日
https://www.famitsu.com/news/202009/24206385.html(ソース:ファミ通)
「スーパーマリオ3Dコレクション」が”マリオ”の格の違いを見せつける!!
まず、集計週の大目玉タイトルだった「スーパーマリオ3Dコレクション」が第1位に降臨!
前回の記事で初週10万本売れると予想を書いたが、そんなものは遥かに超えてきた。
やはりゲーム界の王、マリオは強かった。 3Dマリオの過去三作品を現行機にリマスターするだけでこの売れ行き。
じわ売れ型任天堂のマリオなので、販売が終了する2021年3月末までコンスタントに売れ続けるだろう。
まだ買ってないという人は、上の画像をクリックして今のうちに手に入れておこうね!
「ウイイレ2021」初週売上2.6万本、「ファミスタ2020」初週売上1.5万本・・・前作より大幅に下落
タイトルの西暦を新しくし、多少の改善・改良を加えた程度だから『焼き増し』だと揶揄されがちなスポーツゲーム。
やはり万超えは当たり前だが、手堅いスタートを切った...とはとても言えないほど、前作に比べて初動が下落している。
ウイイレ2018(PS4) 6.9万本
ウイイレ2019(PS4) 7.2万本
ウイイレ2020(PS4) 5.8万本
ウイイレ2021(PS4) 2.6万本
「ウイイレ」シリーズは2019以降、右肩下がりの傾向にある。今作に関しては前作の半分にも届いていない。
ゲーム内容は2020とほぼ変化なし、価格は4000円と実質前作の廉価版であり、パッケージとしてパンチが弱かったのかも知れない。
だが、じわ売れで最終的にトータル10万本は届くだろう。
リターンズ(3DS) 2.5万本
クライマックス(3DS) 4.8万本
エボリューション(Switch) 4.2万本
2020(Switch) 1.5万本
「ファミスタ」シリーズもこの最新作で、尋常ではない落ち方をした。
クライマックスで前作の倍近い初動を記録して持ち直したかと思えば、今作はここ最近のシリーズ作で最悪の初週売上を更新。
両者共に、このまま打席率が下がった野球選手の如く落ち込んでいけば、”シリーズ打ち切り”の可能性もなくはないと思う。
Switch版「アズールレーン クロスウェーブ」は初週約7400本で、週間8位に浮上!
アニメ化もされた人気スマホゲーム「アズールレーン」が家庭用にも着艦!...したタイトルのSwitch版移植。
オリジナルであるPS4版は初週3.4万本だったのを考えると、まずまずの結果だったように感じる。
ソシャゲユーザーの中にはPS4を持ってなくともSwitchは持ってるという人も多いと思うので、そういった人達に刺さったのではないだろうか。
海外の売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2020/09108354.html(ソース:doope!)
※UKチャートを参照
海外でも週間王者の座に就いたのは「スーパーマリオ3Dコレクション」!
日本と同等、もしくはそれ以上に評価され”神格化”されている3Dマリオ3作が、綺麗になって現行機に登場。
これだけで買いだというのは万国共通らしい。やはりマリオは偉大である。
引き上げられるように「マリオカート8 DX」も第5位に大きく浮上。
「アベンジャーズ」や「トニーホーク1+2」も未だ上位をキープしている。
海外ほどマーベルの人気やスケボー文化がない日本では、全然盛り上がってないけれど...
週間ハード売上
https://www.vgchartz.com/#graph_menu (ソース:VG Chartz)
Switch本体がグローバルで50万台以上のセールス
全世界に向けて発射準備が完了した次世代兵器『PS5』と『Xbox Serires X/S』。
それらに向けて『Switch』は、今のうちに少しでもアドバンテージを増やしておこうと言うのか、なんとグローバルで50万台以上も売り捌いた!
本来Switchが戦うはずの次世代機の価格と発売日が発表された週だというのにだ。
「性能なんて関係ねぇ!ソフトラインナップが全てを制す!」と言わんばかりに、ヨッシーのような踏ん張りジャンプを見せている。
これは次世代機戦争の行方は分からんぞ...
生産終了した3DSは前週の4倍以上の売上
集計週に生産終了が発表された『3DS』シリーズ。
これにて新品を買うには、市場に出回っている残りの3DSを手に入れるしかなくなった。
それに触発された3DS未所持の人や、「すでに1台所持してるけど、もう1台欲しかったんだよ!」という金銭的余裕のあるゲーマーがこぞって買ったのだと思われる。
久々の週間1万台越えのセールスだ。
Amazonでも新品の価格が高騰。これからは新品の3DSが手に入りづらくなるだろうが、まだ間に合うぞ!
今週発売するゲームソフトの売上予想
ここからは今週発売する新作ゲームを振り返りつつ、その初動を予想していくぞ!
アニメゲームが幾つか発売される。
まずは「このすば」の新作ゲーム。
前作がPS4版のみで初週8000本強だったので、今作は二機種合算で初週1万本かなと予想。
コンパイルハートより「デートアライブ」の新作ゲームも登場。
「デートアライブ」まだ生きてたの?
勿論、無理矢理作ったアニメ3期のクオリティがアレだったのに、懲りずに4期も制作予定。ついでにゲームの新作まで発売しちゃう!
ちなみに前作の初週売上は3000本(PS4移植の数字なので、オリジナル版は更に上を行くと予想)。
原作・アニメ・ゲーム共々売上は激しく落ち込んでいるが、強大な権力を持ったデートアライブ好きの誰かが続編展開を推し進めているのか?と疑うレベル。
初週3000本と予想。
そして根強いファンの多い「斑鳩」のパッケージ版がリリースされる。
PS4とSwitchでDL版がすでに配信されているが、今回やっとパッケージ化となる。
二機種合算で初週5000本程度売れるだろうと、期待も込めて予想。
ほか、ギャルゲーや他機種からの移植、完全版や海外からの輸入タイトルが発売される。
が、あまり芳しくないセールスは予想できないと予想するので、細かい売上予想はカット!という事で。
▼今後発売予定の新作ゲーム▼
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