やっはろー!
『俺ガイル』『かのかり』『フルーツバスケット』と駆け抜けた夏クールが終わり、とうとう2020年も最後の改編期。
まさかフルバが4クールで終わらないとは...
…というのは置いといて、いよいよ「2020年秋アニメ」の始まり!
みんなは今期何を観る予定だろうか?
今回は僕が視聴予定の作品を紹介するという事で、まだ明確に観るものが決まってない人も、もう観るものが決まったという人も、「ふ~んそうなんだぁ」と参考程度に読んで頂けると助かる。
放送情報やスタッフ・キャストなどの情報は公式サイトに全て載っているため、そのリンクを置いておいた。詳しい情報を知りたいという方は、そちらから自分で確認してもらいたい。
続編タイトル
進撃の巨人 The Final Season
【公式サイト】https://shingeki.tv/final/
12月放送開始というのが秋アニメに括られるのかは些か怪しいが、社会現象をも巻き起こした『進撃の巨人』がいよいよ終焉。
どのような展開やラストを迎えるなどのシナリオ面は期待しているけど、制作が「MAPPA」に切り替わったことによる心配は払拭できてない。
”作画兵団”と讃えられた「WIT STUDIO」の後釜は、あまりにもハードルが高すぎる。
集大成となるラストが第3期以前より映像面で見劣るようなら、なぜ制作会社を変更したんだ?と製作委員会への不満が尽きないことは目に見えている。
それでも「MAPPA」は、”獣の巨人”の如く全力投球で来ると思われる。
僕はこの作品を最後まで見届ける予定だ。MAPPAさん頼むよ!
【制作会社変更についての所感】
ご注文はうさぎですか? BLOOM
【公式サイト】https://gochiusa.com/bloom/
あぁ^~心がぴょんぴょんするんじゃぁ^
TVシリーズ1期・2期、劇場版にOVAと最新作まで観てきたが、正直『ごちうさ』にはもう飽きている。
全然心がぴょんぴょんしてないじゃん!
そのツッコミは耳が痛い。うさぎだけに (^ー^) フッ
うざっ
…制作会社が「エンカレッジフィルムズ」に又もや変更されるが、PVを見た感触では大きな問題ではないと思っている。橋本監督を始めとして、主たるスタッフに変更は無いからね。
今期の数少ない”癒し枠”として観ようと思う。
One Room サードシーズン
【公式サイト】https://oneroom-anime.com/
カメラは終始一人称視点であり、主人公である我々視聴者がカントク先生の描く美少女とイチャイチャする。
それだけのショートアニメだ。
第1期と第2期を観て、満足できる可愛さと面白さが詰まってたから続編も期待できるというのと、5分枠だから気軽に観れるという理由で視聴する。
ラブコメやギャルゲーが好きな”萌え豚”ならハマること間違いなし。
新作タイトル
神様になった日
【公式サイト】https://kamisama-day.jp/
『Angel Beats!』『Charlotte』に続き、Key × P.A.WORKS × アニプレックスのコラボが贈る新作オリジナルアニメ第3弾。
原作・脚本は泣きゲー界の先駆者である麻枝准氏。
テーマとして「原点回帰」を掲げているが、本当に原点回帰するのか?というのが放送前の正直な感想だ。
PVを見た感触では、奇妙なキャラクター名やエッジの効いたセリフなど、相変わらず”麻枝節”が全開である。
が、これまでの20年があってのKeyの最新作、『Angel Beats!』『Charlotte』の続きとしか思えなかったのだ。
『Kanon』『AIR』『CLANNAD』時代のKeyに、果たして戻れる、いや戻るのだろうか? それとも「原点回帰」とはもっと別の意味なのか…?
また、Key作品では初めて、意味深なアルファベットの羅列によるタイトルから脱却した点も気になる。
その辺りも含めて、世界観とかシナリオだとかが全く把握も予想もできない。
だから放送がとても楽しみだ。視聴者をボロ泣きさせて、まだKeyは健在であることを証明してくれ!!!
【情報解禁時の感想】
呪術廻戦
【公式サイト】https://www.jujutsukaisen.jp/
次世代の少年ジャンプを背負うであろう期待の新作。
あちこちで「面白い」という声を聞くし、安定のジャンプアニメだから観てみようと思う。原作は未読だ。
まっすぐなダークファンタジーかつバトル漫画らしいので、作画コストが高いのは容易に想像できる。
夏までに5作品も手掛けた「MAPPA」さんは今期もハードワーカーで、裏ではアニメ界トップレベルの作画コスト『進撃の巨人』に、ユーリオンアイスみを感じる『体操ザムライ』というオリジナルアニメを制作しており、なんと計3作品も同時に抱え込んでいる。
だからとにかく「MAPPA」が耐えうるかが心配だが、MAPPAはJ.C.STAFFの上位互換だと思っているので、そつなくこなしてくれると信じている。
PVを見た限りでも、バトルシーンなどの迫力は健在だった。
ポスト鬼滅の刃になれるか?
池袋ウエストゲートパーク
【公式サイト】https://iwgp-anime.com/
テレビドラマが大ヒットしたあの『池袋ウエストゲートパーク』を、なんと動画工房がアニメ化!
ドラマ版は視聴済みであるが、このアニメ版も観ようと思っている。
理由は二つ。
理由①
前情報を仕入れた感じでは、ドラマ版ではなく原作の小説の方をたたき台として、アニメを作っているように感じたから。
原作からかなり改変されたドラマ版の知識のみだと、良い意味で「IWGPってこんな感じだったか?」と思った。新鮮な気持ちで視聴できると思う。
理由②
『イエスタデイをうたって』で見せつけられた動画工房のきめ細やかさと、「俺たちは萌えアニメ以外も作れるんだよ!」という意志が再度伝わって来たから。
動画工房はよく角川に日常系萌えアニメを作れと振られるが、本当はこういった本格的な大人向けのアニメを作りたいように僕は感じる。
僕自身は、萌えに傾くより真面目に走る動画工房の方が好きなので、本作は絶対に観ようと堅く心に誓っている。
ひぐらしのなく頃に
【公式サイト】https://higurashianime.com/
リメイク版?『ひぐらしのなく頃に』が、この秋より来年の3月まで2クールにかけて放送。
今期でもっとも放送開始日が早く、 謎の熱量や期待が感じられる。
2006年に放送された『無印』、2007年に放送された『解』までは視聴済みであり、物語を把握する目的なら観る必要がない。
それでも観ようとしているのは、何かサプライズがあるのでは?…と淡い期待を寄せているから。
スタジオディーン版を観たのは結構前なので、たとえただのリメイクだったとしても、レナのように激怒はしないかな。
どうあの忌まわしい怪事件がリメイクされるのかも気になる。
久々に雛見沢の迷宮へと立ち入るとするか...黒幕が誰か分かってるけど!
【なぜ角川がこの2020年、ひぐらしの新作を製作するのかを考察】
ひぐらしのなく頃に 其の壱《 キャラクターデザイン・渡辺明夫描き下ろし“ 古手梨花 エンジェルモートVer. "特製1/7スケールフィギュア付き完全数量限定版 》 [Blu-ray]
- 発売日: 2021/02/24
- メディア: Blu-ray
おちこぼれフルーツタルト
【公式サイト】http://ochifuru-anime.com/
今期の”きらら枠”。きららの王御所『ごちうさ』と被ってしまったのは可哀想だが、僕は新作であるところのこっちを推して行きたい。
原作者は『ハナヤマタ』の浜弓場先生、制作は俺ガイルなどでお馴染みの「feel.」。
「feel.」は数々の恋愛アニメを手掛けて、ヒロインを可愛く描くという点に関しては極まっているので、女の子たちの日常系とは相性が良いと思う。本来は動画工房がやりそうだけど...
また、俺ガイルで磨いた背景美術のリアリティの高さも見受けられる。
おいおい、アニメーションとしては全然”おちこぼれ”じゃないな?
タイトル詐欺だ!ふざけんな!観てやる!!!
...で、フルーツタルト要素どこ?
無能なナナ
【公式サイト】https://munounanana.com/
キービジュアルにPVなど、表立って発表される視覚的情報は一見ただの”学園モノ”。
だが、どことなく不吉な予感がする。『まどマギ!』や『がっこうぐらし!』のような...
可愛さで騙しておいて、実はハードなサスペンスだったり...
「人類の敵との死闘」ってなんやねん!!
これは何が起こるか分からないが、何か起こりそうなので期待である。
ワンチャン『ひぐらし』を超える衝撃があるのでは…?
魔王城でおやすみ
【公式サイト】https://maoujo-anime.com/
いつもの動画工房。
昨今の異世界転生モノによく居そうなキャラクターが散見されるが、”萌え”や”ゆるふわ”や”日常”といった要素が強く推し出されている。
しかしキャスト陣は、珍しく場数を踏んできたベテラン勢ばかりなため、このメンツでどういった掛け合いが生まれるのか楽しみだ。
たぶん中身(内容)はほとんど無いんだろうなぁ~。だがそれも良い(迫真)
脳死状態で観る予定だが、『魔王城でおやすみ』でおやすみしてしまわないか心配である。
そこはかとなく面白いと良いなぁ。
土下座で頼んでみた
【公式サイト】https://dogeza-anime.com/
今期のよく分からないエロス枠。
夏クールでいうところの『ピーターグリルと賢者の時間』みたいなものだろう。
9月の下旬に急遽発表された、DMM出資の5分アニメであり、低予算エロアニメであることは丸見え。
PVから怪しさ全開の作画。酷い博打だ。
「ヒロインたちに土下座して頼んでみたら、スカートの中でも見せてもらえるんじゃないか?」という思想の作品のようで、男の欲望と馬鹿の発想が詰め合わさった至極の”エロバカアニメ”に仕上がっているに違いない。
なにが「レッツ!土下座!!」だよwww
欲望が駄々洩れなのも、良い意味で馬鹿してるのも丸見えだし、本編ではヒロインのおパンツも丸見えになるようだね。
おそらくこの作品は色んな意味でヤバい。
変態紳士よ、立ち上がるんだ!!(違う所はもう勃ってるかもしれないけどねっ☆)
下ネタが酷すぎる...アンタが土下座をしなさい!
気になっているタイトル
ここからは、そこまで観ようとはしてないが気になっているというタイトルを紹介。
時間的余裕があれば観れるだろうが、たぶん1話か2話を観ただけで離れていくと思う。
トニカクカワイイ
【公式サイト】http://tonikawa.com/
『ハヤテのごとく!』でお馴染みの畑健次郎先生の新作マンガをアニメ化。
以前、表紙絵に釣られて1巻を試し読みしたが、あまり刺さらなかったので様子見。
マックスコーヒーより甘いゆるふわラブコメはもうキツイっす...
ちなみに『ハヤテのごとく!』は微塵も分からない。こんな僕でも楽しめるのだろうか?
魔女の旅々
【公式サイト】https://majotabi.jp/
どんなにつまらないアニメでも、映像だけは勤勉により良いものを作ろうとしてしまう「C2C」制作のアニメ。
それなりの原作をそれなりの予算でアニメ化するのだろうが、背景美術の美麗さから張り切って作っているのはとても伝わって来る。
だが、所々で作画が纏まっておらず、C2Cの技術力が足りてないことが露呈してしまっている。
そして一番の問題はシナリオ。
いくら映像が綺麗であっても、お話が面白くなければ完走はできない。
原作の評価はまちまちなので、あまり期待のハードルを上げ過ぎるのはよくないだろう。
戦翼のシグルドリーヴァ
【公式サイト】https://sigururi.com/
リゼロの長月達平先生が脚本を務めるオリジナルアニメ。まさかまさかのA-1Picturesが制作。
枠としては『クオリディアコード』のような挑戦枠なのだろうが、暗雲が立ち込めて面白くなる未来が見えない。
CGの戦闘機の動きもとくに凝ってはないし、見応えのありそうなシーンも見受けられず。どう楽しんでいいのか分からない作品でもある。
水島努監督の『荒野のコトブキ飛行隊』ですら失敗に終わったのに、美少女×戦闘機のテーマで儚く散った『ガーリーエアフォース』の行方もさては知らないな?
僕が一番気になったのは、杉田、中村、マフィア梶田の3コンビがキャストに揃っているという点。
キャスティングした人はアニゲラリスナーなのか?
「制作:A-1Pictures」という大きな看板を背負いながらも、いまいち何がしたいのか読めて来ない作品だが、一種異様な存在として逆に気になっている。
ピプノシスマイク
【公式サイト】https://hypnosismic-anime.com/
男だけど実は気になっている。
キャラクターは全員こんな男居ねぇよ!というイケメンばかりであり、そこには苦手意識が潰えない。
だが、男オタクでも流行りのコンテンツだし、なにやら楽曲も良さそうなのでスルーできない。
「男オタクが女性向けコンテンツを楽しんではいけない」というルールなんてないのさ。
円盤万本売れは確実であろう...
全作品のPV感想
一応全作品のPVは見させてもらったので、ここまででフィーチャーしなかった作品のPVの感想を、ここからは書いていく。
基本的にディスり。一、二文に纏めている。
・アクダマドライブ
映像は綺麗なのだが、ウケるタイプの作品には思えない。ぴえろのアニオリはやはりズレている。
・安達としまむら
PVの出来が酷い、ごとよめの手塚プロダクション再来
・アサルトリリィ
僕の知ってるシャフトはwhere!?
・いわかける!
WIT STUDIOが制作協力で入ってるであろうシーンが一目瞭然
・神達に拾われた男
転生したらスライムを育てることになった件?
・キミと僕の最後の戦場(略)
お前の行動はただ虚しいだけだ。僕が目指すアニメはそこにない!(PV第3弾のセリフのパロディ)
・キングスレイド
韓国のソシャゲがアニメ化というだけあって、予算はそこそこありそうだ。海を超えて日本で盛り上がることはなさそうだが...
・くまクマ熊ベアー
この作画で最後まで行けます?
・ゴールデンカムイ3期
現在無料開放中の原作漫画で追っているのでアニメは観ない。
・たとえばラストダンジョン前(略)
好きな人は好きそうな異世界転生モノ。僕の琴線には触れなかった。
・ダンまち3期
TVシリーズ第1期しか観てないのでスルー。
・ノブレス
ProductionIG制作とオオモノ感がすごい。だが、日本ライクな海外漫画が原作だなという感じもまたすごいした。刺さらない。
・半妖の夜叉姫
留美子先生、犬夜叉は通って来てないんですごめんなさい。
・100万の命の上に俺は立っている
絶対悪にして必要悪と化した若本ボイスが、今日も今日とてキレッキレ。
・まえせつ!
『らきすた』の原作者の新作アニメ。制作会社も悪くない。
でも「観よう」という気が沸き起こってこないの何でだろう~♪
・ヴァ―ルハイト
新作ソシャゲアニメさん、いらっしゃ~い!
・魔法科高校の劣等生2期
流石ですお兄様。第1期で切って、劇場版も観たけど、面白さが分かりませんでした。
・ドラゴンズドグマ
いかにもグローバルで売りたいネトフリのアニメといった印象。なぜカプコンのゲームをアニメ化!?
世界でウケるアニメは日本向けに作られたアニメであって、端から世界に向けて作られたアニメではない。
・犬と猫どっちも飼ってると毎日楽しい
防御の範囲外。
・ぐらぶるっ!
攻略サイトを見ながらグラブルをプレイしてた日々がもう懐かしい。アニメ第1期は観たけど、もういいっかな!
・憂国のモリアーティ
多分面白いのだろうけれど、どうもアンテナに引っ掛からない。
まとめ
あまり意外性も面白みもない、無難なラインナップだったと思う。
だってほとんどの作品が面白そうじゃないんだもん...
神クール?
「神」様になった日が放送されるから神クールって事だよね!?
2020年秋アニメ、僕は11作品視聴予定だが、またつまらないクールだなと思ってしまう。珍しく夏クールの方が豊作であった。
改めて僕は、本当に観たい作品だけ週末にまとめて観て、空いた時間は2000年代の過去作でも観るのだろう。
心の底からワクワクして待っているのは『進撃の巨人4期』『神様になった日』『呪術廻戦』『IWGP』、以上の4タイトルのみ。
2020年代、アニメは変わるのか…?
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