
かつてゲーム業界の中心が日本だった時代。
その頃に発売されたゲームで...
- あの懐かしの名作は初週何本売れたんだ?
- 一体あのゲームは当時、週に何本ほど売れていたんだ?
・・・そんな疑問を解消する「懐古の週間ゲーム売上ランキング」。
インターネット上にデータが存在するかどうかも怪しい、在りし日々のゲームの週間売上データーを見て行こうではないか!
第一回目となる今回は、1998年9月14日~9月28日にかけてのゲームソフトの売上ランキングTOP10となる。
懐古のゲームソフト売上ランキングTOP10
1位 ポケットモンスター ピカチュウ(GB) 10万3683本
2位 メタルギアソリッド(PS) 58202本
3位 シミュレーションRPGツクール(PS) 39503本
4位 峠MAX2(PS) 38051本
5位 SDガンダム G GENERATION 26069本
6位 御神楽少女探偵団(PS) 20028本
7位 封神演義(PS) 19238本
8位 XI-[sai](PS) 18537本
9位 スターオーシャン セカンドストーリー(PS) 15938本
10位 実況パワフルプロ野球'98 開幕版(PS) 13615本
※ファミ通調べ(ゲームウェーブ 1998年10月7日放送分より)
赤字は初週販売タイトルです。
ゲームボーイ『ポケットモンスター ピカチュウ』初週売上は85万本でした
金ピカの週間第1位に輝いたのは、一週間で10万ボルト!・・・ではなく、10万本を売り上げた『ポケットモンスター ピカチュウ』。
今回の集計期間の前週に発売されたため、これは二週目の売上となる。
二週目なのに10万本超えは強い。まさにモンスター...
ちなみに初週売上は見出しの通りだ。国内でミリオンを突破するのはまた後の話。

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- 発売日: 2016/02/27
- メディア: Video Game
PS版『シミュレーションRPGツクール』初週3.9万本で週間3位
アスキーより発売されている『ツクール』シリーズの、シミュレーションRPGが作れちゃう版第1作。
1998年5月にWindows95(PC)向けに発売された『シミュレーションRPGツクール95』のPS向け移植ではあるが、当時のPCは金持ちの大人かスネ夫しか買えなかった高級品。
よって、当時のゲーム業界のメインターゲット層である学生には”新作ゲーム”として受け入れられ、初週からかなり売れたようだ。
しかし記事執筆時の2021年では、ゲーマーのほとんどがPCとCSハードの両方を持っており、PC版が先行的に発売されたら後発のCS版は売れにくい時代。
シリーズのブランドも低下している現代では見られない数字である。
『峠MAX2』初週売上3.8万本で峠を攻める!
今ではメガテンのイメージしかない「アトラス」より世に出た『峠MAX2』もこの集計期間内に発売された。最速ドリフトマスターを目指すカーレースゲーム。
同ジャンルの『グランツーリスモ』や『リッジレーサー』と比較すれば劣る出だしだが、当時としてはまあまあと言えよう。
名作との呼び声も高いので、気になった人は中古市場を漁ってみると良いかも。Amazonではかなり安い価格で売り出されている。
『御神楽少女探偵団』初週売上2万本!!
今は亡き「ヒューマン」というメーカーが開発したミステリー推理ゲーム。
三部作の一作目に当たるが、その一作目からこのスタートでは先が思いやられる。まあこの10年後にメーカーが倒産してる歴史を知れば”お察し”だ。
評価の方はイマイチだが、『夕闇通り探検隊』や『トワイライトシンドローム』が好みな人は好きそうである。ちなみにPS3でアーカイブが配信されているぞ!
さいごに
今やそうそうにお目にかかれない、在りし日々のゲームの週間売上データーだった。
新作ゲームの発売が途絶えて「週間ゲーム売上ランキング」で書くことが無い時など、今後不定期に更新して行く予定だ。
▼毎週最新のゲーム売上を振り返る「週刊ゲーム売上ランキング」の方も宜しく!
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