
前週のコンシューマーゲームのソフト&ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週週末に更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
約一ヶ月ぶりの更新です。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
日本のゲームソフト売上ランキングTOP10
1位(前回1位) Switch 桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~
79362本(累計178万9756本)/KONAMI/2020年11月19日2位(前回2位) Switch リングフィット アドベンチャー
42124本(累計231万6011本)/任天堂/2019年10月18日3位(前回3位) Switch あつまれ どうぶつの森
25151本(累計660万6006本)/任天堂/2020年3月20日4位(初登場) Switch 魔界戦記ディスガイア6
23551本(累計23551本)/日本一ソフトウェア/2021年1月28日5位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
17503本(累計363万8441本)/任天堂/2017年4月28日6位(初登場) PS4 魔界戦記ディスガイア6
15761本(累計15761本)/日本一ソフトウェア/2021年1月28日7位(前回5位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
11220本(累計413万3863本)/任天堂/2018年12月7日8位(前回6位) Switch Minecraft
10546本(累計179万7233本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日9位(前回7位) Switch 世界のアソビ大全51
10411本(累計62万3205本)/任天堂/2020年6月5日10位(前回8位) Switch スプラトゥーン2
9514本(累計376万2719本)/任天堂/2017年7月21日
https://www.famitsu.com/news/202102/04213964.html(ソース:ファミ通)
『魔界戦記ディスガイア6』初週売上Switch版2.3万本、PS4版1.5万本
1月4週目の新作ゲーム発売ラッシュの中、唯一TOP10入りした新作タイトルがこちら。
日本一ソフトウェアの『魔界戦記ディスガイア』シリーズ最新作。
キャラクターの最大レベルは99999999!最大ダメージ9999京!…と、今作もまたケタ違いに数字がぶっ飛んでいるようだが、売上数もケタ違いとまでは行かなかった。
魔界戦記ディスガイア4(PS3) 累計12.9万本
魔界戦記ディスガイア4 Return (PSVita) 累計4.3万本
魔界戦記ディスガイア5(PS4) 累計6万本
魔界戦記ディスガイア5(Switch) 初週5065本
前作と前々作の売上を見てみると、シリーズを追うごとに右肩下がりに低下している。
まだ万本を超えるうちは安泰だろうが、 いつまでシリーズを続けることができるのか心配だ...
このマンネリズムを打破できるかが、今後の『ディスガイア』シリーズと日本一ソフトウェアの命運を分けると個人的には思う。
『バディミッションBOND』初週の売上は6531本…
任天堂より超久々にリリースされたアドベンチャーゲーム『バディミッションBOND』。
コーエーテクモが開発を担当しており、ニンテンドーダイレクトminiでの発表からかなり力を入れてプロモーション等が行われていたが...
まさかの万本超えならず。
いかに新規IPのアドベンチャーゲームを立ち上げるのが難しいかが分かる。
そりゃどのメーカーも人気作の続編に走ったり、売上に納得できなかったタイトルを移植してお茶を濁したりするわ...
現在開発中で今後発売が予定されている『ファミコン探偵倶楽部』のリメイクも、あまりセールスには期待できないかな。
だが、 リメイクすることに意味がある。もっとノベルゲーが売れてくれ!!
『うみねこのなく頃に咲』初週売上9182本と健闘!
販売本数の内訳としては、Switch版が5821本で週間15位、PS4版が3361本で週間26位。
原作者である竜騎士07先生の代表作『ひぐらしのなく頃に』の新作アニメが絶賛放送中だが、それに便乗できているのかと問われると怪しいところだ。
ちなみに1、0年前にPSPで発売された前回の移植作は初週8705本であったから、健闘してるとは言えるだろう。
『Re:ゼロから始める異世界生活 偽りの王選候補』アニメ効果で初週売上7951本
販売本数の内訳としては、Switch版が5083本で週間16位、PS4版が2868本で週間27位。
こちらもTVアニメ第2期2クール目の放送中に発売されたが、竜騎士07先生の作品には届かず...
しかし前作『Re:ゼロから始める異世界生活-DEATH OR KISS』のセールスに比べたら、かなり頑張っていると思える。
前作はTVアニメ第1期が放送終了した半年後に発売され、存在感が空気だったので、その失敗に学んでアニメ放送にぶつけて来たのだろう。
悪くないセールスだね。
『メルヘンフォーレスト』初動の売上2686本で週間28位
『メルヘンフォーレスト』の売上として集計できたのはSwitch版のみ。PS4版はランキング圏外、つまり集計不能である。
だが元々はDL専売で、一人で製作したインディーズゲームだから大目に見てあげてほしい。
コンシューマ化にあたり、主人公をCV:竹達彩奈にしてフルボイス化などを施しているが、果たしてその費用は回収できたのかしら...
海外のゲームソフト売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2021/02112887.html(ソース:doope!)
※UKチャートを参照
なんて面白みのないランキングなんだ!ツッコミどころが無い!!!
『魔界戦記ディスガイア6』も『バディミッションBOND』も海外ではまだ未発売。
よって、いつもと変わり映えのないランキングだ。
週間ハード売上
https://www.vgchartz.com/#graph_menu (ソース:VG Chartz)
「PS5」本体は一時期、日本市場で一週間に7000台ばかしか売れてないという、赤字を垂れ流してまでドリームキャストを売り捌いていたセガも驚き仰天な数字をそこに刻んでいた。
けれども、ようやく週に1万台は売れるレベルにまで復帰した。
ソニーの第3四半期の連結業績によると、現状の全世界販売台数は450万台らしい。
ほぼ台数が回されない日本市場に住まうゲーマーとしては、とても実感に乏しい数字だ。
本当に日本では1.7万人、世界で見ると18万人に行き届いてるんだろうね?
「Xbox Sereis」はもっと酷い。結局4世代目もマイクロソフトは日本市場で空気だ。
北米、欧州市場でも「PS5」の販売台数に劣っている...
両者共に発売から三ヶ月も経たない新ハードだとは思えないほど、見るに堪えないローンチである。
一方、圧倒的スペック差を誇る新ハードの登場にも構わず、今回も35万台を売り捌いた「NintendoSwitch」。
任天堂の第3四半期決算説明会の情報によると、2020年4月~12月の9ヵ月間で2410万台を売り上げ、世界累計販売台数は7987万台に達したようだ。
その決算説明会にて、Switchの新モデルについて聞かれた古河社長はこのような事を述べていた。
「Nintendo Switchが発売4年目で最高の販売台数を記録したばかりの状況において、新しいモデルを発表する予定はありません」
新モデルを投入するまでもない、と王者の余裕を表しているようにも受け取れる。
今週発売するゲームソフトの売上予想
ここからは今週発売する新作ゲームを振り返りつつ、その初動を予想していくぞ!
2月の第1週に発売されるのは、約一年前に発売された『仁王2』のPS4/PS5向け完全版。
そして、それに合わせた『仁王1』のPS5版と、それら2作をセットにしたコレクションパッケージ。
PS5パッケージに関しては、本体自体が十分に出回ってない現状があるため、注目の新作でない限りランキングに入ることが非常に難しい。
これらは所詮PS4の移植タイトルなので、余裕でランキング圏外だと思われる。
PS4版『仁王2』完全版だけが3000本ほど売り上げて、ランキング下位に入って来ると予想。
▼今後発売予定の新作ゲーム▼

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