WiiUで楽しくゲームを遊んでいた休憩中、机からゲームパッドを落とした。
酷く鈍い音がしたので、完全に壊れただろうと怖気づきながらゲームパッドの画面を見てみると...案の定”フリーズ”。
ABXYや十字キーを押したところでちっとも反応しない。
電源ボタン5秒長押しで強制的に電源を消し、もう一度電源ボタンを押して再起動したところ...
エラーコード「165-3000」
何回再起動してもこれで、WiiU本体とゲームパッドの通信が不可能に。
泣きそうになりながらネットで調べて修理を試みたら、なんと、ほんのちょちょいのちょいで直ってしまった。
インターネットってすごい!
だが、ヒットした動画はごく僅かで説明不足でもあったし、記事に至っては1本もヒットせず。
よって今回は、今後同じようなエラーに悩まされた人のために、エラーコード「165-3000」と類似エラー「165-6596」の修理方法を記事にする。
任天堂に修理を依頼したり、自費で部品を買い揃えたりする必要はなく、自分で簡単に直せてしまうのでぜひ参考に。
※分解・修理は自己責任でお願いします。
WiiUエラー 修理手順
①ゲームパッドのネジを取る
まずはゲームパッドを裏側に向け、計10ヶ所のシールを剥がす。
指や爪を引っ掛けたくらいではなかなか剥がれないので、マイナスドライバーを差し込んで剥がすのがオススメだ。
そしてY字ドライバーを使い、全てのネジを取る。ネジの回す方向は反時計回りだ。
ネジはY型をしており、プラスマイナスドライバーでは回らないので注意。
Y字ドライバーを持ってない場合は、Amazonで500円ほどで売られているから、この機会に買ってくれ。
Y字ドライバーを持っている人はなかなか居ないだろうが、任天堂製品を分解・自己修理する際には必須道具である。
②バッテリーパックを外す
続いて、バッテリーカバーを外し、中に嵌め込まれているバッテリーパックを取っておく。
バッテリーカバーは小さいプラスドライバーで外せる。
これで基盤に電気が通らなくなり、感電の恐れが消えて安全に作業ができるはず。
ちなみに、取ったネジは小さくて失くしやすいため、ポチ袋などに入れておくといいぞ!
③患部にアタック
いざカバーをパカっと上に開けて、基盤のお目見え。
エラーコード「165-3000」は、画像の赤丸で囲った部分が外れているのが原因だ。嵌め直してあげよう。
外れてない場合は接触不良が考えられるので、一度外してもう一度嵌めてみよう。
かなり固く接続されているが、画像上方向に引っ張れば確実に外れる。隣に繋がっているケーブルにも注意し、邪魔なら外してもオーケーだ。
僕は後者、どう見ても外れてないけど接触不良のケースだった。
また、エラーコード「165-6552」の場合はこの赤丸で囲った部分が外れている、あるいは接触不良を起こしている。
同様に嵌め直して正常に戻しておこう。
④動作確認
フタをし、対角線上に3~4ヶ所軽くネジ止めをして、バッテリーパックを繋げて、ちゃんと動くかの動作確認だ。
ゲームパッドの電源ボタンを押して起動。
このように「Nintendo」の起動画面が表示されたら上手く行っている証拠。
しばらくしたらこのような画面になるので、指示通りにWiiU本体の電源を入れる。
自動的にゲームパッドと本体が通信を始めるので、ゲームパッドにアカウント選択画面が表示されたら修理成功だ。
⑤仕上げ
そして、ゲームパッドのカバーをY字ドライバーでネジ止めし、バッテリーカバーもプラスドライバーでネジ止め。
さいごに、剥がしたシールを貼り直して終了だ!
さいごに
実は、WiiUを自分で修理するのは今回が三度目。
過去二度は、ゲームパッドの左スティックが荒ぶったので、自分で部品を購入して直した。
修理に出せば4000円以上掛かっていたところ、自分で直したことにより出費を4分の1以下に抑えられた。時間もあまり掛からずに。
やはり機械に触れることが多いなら、自分で修理できるスキルや情報があると色々楽だな、と深々思い知った。
そういえば、旧ブログではiPhone5sやSwitchのジョイコンを自分で修理した記事を投稿したけど、こっちのブログに再投稿しようと考えている。いつか...