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【技術者向けPS5発表会】簡単な発表内容まとめ&感想 超ハイスペックの次世代機への期待は高まるばかり!

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 3月19日の午前1時、技術者向けのPS5のシステム設計に関する発表会が行われた。

 

その内容をざっくりまとめるとこうだ。

 

  • 超高速SSDを搭載してるから、ロード時間がほぼ無いよ
  • PS4との互換性があって、PS4のほとんどのゲームがPS5でも動くよ
  • 3Dオーディオを採用してるから音響凄いよ

 

以上である。

 

 

発表会の詳細内容

もう少し深堀すると、まずGPUに力を入れ、よりデベロッパーが開発しやすいように改善されてるそうだ。

PS4という機体を開発者が習熟するのに1~2ヶ月掛かったのに対し、PS5は1ヶ月で習熟できるのだとか。

現在コンシューマーで一番のシェアを獲得しているプレステの地位を犯されないよう、PS3の 開発しにくい⇒面白いゲームが出ない⇒売れない という失敗から学んでいるのが、PS4の時もそうだったがひしひしと感じられる。

 

 

それから超高速SSDの採用は、デベロッパーからの要望が一番多かったそうだ。

PS4ではHDDだから1GBを読み込むのに20秒かかっていたのに対し、PS5では2GBを僅か0.27秒で読み込むのだとか。更にはデータのコピー作業もなくなるとの事。

読み込み速度が速いことは、ゲームの世界を途切れさせることなく味わうことができる。

また、今現在コンシューマー市場を一番脅かしてるのはスマートフォンだが、スマホは起動もロードも早く忙しい現代人にとてもマッチしている。そこでコンシューマーゲームがスマホに対抗して行くには、起動とロードの遅さを改善しなければならなかった。

更にはライバルであるSwitchは既にそれを改善しており、この超高速SSDの採用は必然であり、当然だと思う。

 

 

そしてPS4の後方互換性は、最初からチップにまとめる事で、PS3の時のようなコストアップには繋がっていないそうだ。PS4で最もプレイ時間の長い上位100タイトルのほぼ全てが発売時にPS5上でスムーズに動くほど、後方互換性はかなり高いレベルで実現できているらしい。

今世代の王者であり、数多くのタイトルが遊べるPS4。その資産を、PS1からPS2への移行の時のように放り投げて次世代機に移行する訳にもいかず、この後方互換も当然だろう。

かなり苦労したようだが、‘‘おまけ‘‘のような扱いをされる後方互換性にしてはかなり頑張ってるように感じる。

 

 

最後に、3Dオーディオの実現。

3Dオーディオとは、360度音に包まれているような、これまでにない臨場感ある体験ができる音響の事であり、ソニーが開発した技術だ。

5.1chは平面で音を表現しているのに対し、3Dオーディオは立体で音を表現する。つまりこれまでの音響は、あくまで疑似的な立体音響に過ぎなかったという訳だ。

PS5では、ヘッドホンなどに頼らず‘‘ゲーム機‘‘の中だけでリアルなオーディオを実現し、位置関係を確立しながらその場にいる感覚を与え、音の聴こえて来る方向を「ここだ!」と示してくれる。それを数百個単位の高度な音源で実現しているのだとか。

 

 

PS5の基本スペック

PS5の基本スペックを、PS4のスペックと比較した図がこれだ。

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CPUはAMD社の「Ryzen ‘‘Zen2‘‘」で8コア/16スレッド、GPUの処理速度は10.28TFLOPS、メモリは16GBと、メインとなる部分はかなりどころか超スペックアップしている。

 

SSD(内臓ストレージ)は825GB。HDDからSDDになった事によりロード問題が解消されたのはいいが、まだまだHDDより全然高いうえにまさかの容量アップ。でも何故825GBとそう中途半端なんだ?

 

映像出力は4K120Hz、8K、VRRまでサポート。

PS4Proは4Kで30fpsまでしか出ないのに対し、次世代では120Hzまで出るし、人間の目が追い付けない8Kまでカバーしてるのである。

VRRとは、端的に言えば「HDMI2.1」の事で、今広く普及してるHDMI2.0の約2.6倍の速さが出るらしく、4Kで120Hz、8Kでも60Hzが出るほど凄まじいスピードなのだとか。

次世代の更に次世代まで手が及んでいる...

 

メディアは「Ultra HD Blu-ray」(100GBまで)。・・・ということは3層かな?

PS3やPS4でお世話になった「Blu-ray」は1層25GBで、PS4で使われていたBlu-rayは2層だったので限界が50GBだった。50GBを超える「RDR2」や「FF7R」はBD二枚組で発売されるが、そういった事もなくなる。

それに映像が4Kが基準になるのだから、このBDの次世代メディアへの移行は普通だろう。これを機に、「Ultra HD Blu-ray」が本格的に普及し始めるかな?

 

 

こう見ると、PS3からPS4への進化の時よりも飛躍的にスペックアップしてるのが分かる。

そこら辺の‘‘ハイスペック‘‘と呼ばれるゲーミングPCよりは断然に高いスペック。これを超えるスペックを誇るPCを持つ人はそうそう居ないだろうってレベル。

特にGPUの進化は凄まじい。PS4Proでも4.20TFLOPSで、PS4の約10兆倍。第一世代地球シミュレーターの3分の1くらいである。

 

 

発表会感想

発表会は、リアタイで生放送を約一時間見ていた。

 

完全一般ユーザー置いてけぼりの技術者向けの専門的な話で、尚且つ言語が英語だったため、日本人にとってはかなり難易度が高かった。

が、表やのちのまとめ記事のおかげで内容を概ね把握できたから問題ないぞ。

 

生放送は世界中から65万人ほど訪れており、技術者向けの専門的な発表会と知らなかった情弱が多いのか、「Zzzz」や「Boringgggggggg」といった話を聞いてないコメントが非常に多かった。

まるで退屈な先生の授業を聞いている生徒だ。一般ユーザー向けの発表会だと勘違いして来ちゃったのならどうぞお帰り下さい、という感じだったが、きっと彼らは‘‘何か発表がある‘‘と期待していたのだろう。本当は技術者向けのPS5の基本スペック解説なんだよなぁ...

 

 

発表会に関してはそういった感想を抱いたが、PS5に関しては期待が高まるばかりである。

同じタイミングで発表、発売される同じく次世代機の「Xbox Series X」にはスペックで負けているが、その差はSwitchとPS5ほどではないし、「すごく先に行っている」というのと「‘‘未来‘‘が詰まっている」というのを感じる。

それに今世代王者なら次世代も有力なメーカーや魅力的なソフトが集まって来るだろうから、Switchの今後や「Xbox Series X」よりも、次世代機で一番期待の念を寄せている。

これが今年中に発売され、いつか‘‘普通‘‘になるのか...

 

 

まだ公開してないネタや情報があるだろうし、続報が楽しみだ!

これからも僕とこのブログはPS5の動向を追って行く...

 

 

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