※この記事は、前のブログ「たゆすとの趣味生活」で2019年11月4日に投稿したものをリマスターした記事です。なので、書かれている内容等はその日時点のものであることをご容赦下さい。
ゲームブック「こちらときめき☆学園」というイベントをクリアすると貰えるトロフィーがあるので、それをこのルートでついでに回収する。
尚、春原ルートでも回収可能。
一番最初のCLANNAD攻略記事で僕が推奨した攻略順で来た方は、ここで回収することになるはずだ。
藤林杏ルート選択肢
4/14
やめておく
4/15
謝っておく
受ける
中庭に下りる
まだ話を続ける
成り行きを見守る
興味なし
気になる
話しかける
4/16
婆さんに声をかける
追求してみる
昔のこと…
やめておく
ひとりでやらせる
4/17
校内で暇を潰す
寝ていく
話しかけてみる
見送る
4/18
おっぱい占い
捕まえる
空き教室
もう少し見ている
やっぱり教室に戻る
4/19
真っ直ぐ帰る
4/20
ついていく
立ち去る
遊んでみる
~ ゲームブック「こちらときめき☆学園」~
見送る
様子見する
告白する
振り払う
スティーブといく
自分で戦う
開ける
振り払う
振り払う
こちらときめき☆学園( ゲームブック「こちらときめき☆学園」をクリア)
4/21
遅刻していく
右に跳ぶ
立ち去る
住所を調べて届けてやる
暇だから、鼻からジュースを飲ませてみる
4/22
まず自己紹介しろ
とりあえず持っていく
待ち続ける
どっかに置いておく
4/23
四六時中も好きといって
ついていく
ホームで離ればなれになる恋人のように
眠る
出ない
4/24
マジ?いいのか?
4/25
素直に校門に向かう
友達
4/26
それでも良かったら…
4/28
とりあえず抱いて学校まで
長い髪が好き
5/1
まずかったぞ…
5/3
練習をしてみる
5/4
アメジスト
5/5
夫婦
キスをする
5/7
飛び出す
髪、また伸ばすね(藤林杏ルートクリア)
乱暴女、藤林姉を落とすまでの道()
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い
辞めて辞めて辞めて辞めて辞めて
その鋭い閃光に射抜かれて死んでしまいそうなほど恐怖DETH。
ゲームブック「こちらことめき☆学園」始動。
その注意書きが非常に気になるんだが....
いつものように遅刻をしたある朝、バイクに引かれるという交通事故に遭遇。
加害者がこれから攻略する予定のヒロインだとは誰が予想したか・・・
僕だ。あの女ならやりかねんと。
そんなアバズレ女(一応これでもヒロイン)を差し置いて告白して来たのは妹の方。
二人を引き合わせた恋のキューピットである杏のおかげで、半強制的に朋也と涼は付き合う事になる。
あれ?選択肢間違えたか!?と一瞬焦ったが・・・大丈夫だ、問題ない。
藤林涼との交際は、双子の姉である杏の多大な手助けにより進んでいく。
例えば、ピクニックの如く中庭にシートを広げて、同じ釜...ではなく同じ弁当箱を囲んで昼食に興じたり。
涼が作るものは、まぁなんとも言えない味。
料理や家事が苦手というのはポイント高いが、まさか不器用そうで男勝りな姉の方が上手いとh・・・おっと誰か来たようだ。
運命の選択肢。
毎日の日課になっていた昼食時のある日、朋也の好みの女の子を聞かれ、髪の好みの話題になった。
長い髪が好きか、短い髪が好きか。
何が言いたいのか、とても分かりやすい遠回しな選択(実際にこの選択肢だけで姉と妹にルートが分かれます)
この街一番の繁華街である駅近辺の商店街で、涼とのデート。
しかし姉貴も同行。というかほぼ杏と涼の休日のお買い物状態となり、朋也は荷物持ちとして後ろから付いて行くだけw
デートとは一体・・・
二回目以降のデートからは、涼と二人きりのデートに。そしてキスまでしちゃったりして。
姉貴のルートなのに、序盤は妹の方とイチャイチャするという。
束の間のギャグパート。
杏ルートで一番笑ったのがこの会話。頭に春原が付いてるって何なんだよw
やっぱり日常ギャグパート担当は春原に限るな。
「ねぇ、キスしない?」
ボタンと空き地で遊んでいた杏を発見し、涼との交際は上手く行ってるかなど些細な話題に花を咲かせていた終盤だった。彼女がそう聞いて来たのは。
どうやらまだ朋也と涼がキスをしていない事にかこつけ、涼とキスをするなら慣れてなきゃいけないでしょと理由をでっち上げ、 ‘‘涼とのキスの練習‘‘という体で濃厚接触を試みる杏。
杏ルートだからというメタ話は置いといて、それを咎めるでも拒否するでも無く、唇を合わせてしまう朋也。
一応選択肢はあった。快くないが、でもこっちを選ばなきゃ...
そして雨が土砂降りのある日。ウリ坊に導かれるまま、一人雨に打たれ立ち尽くす杏に遭遇した朋也。
背景の薄黒く分厚い雲や、じめじめとした雨粒、全体的に鬱屈とした雰囲気が、
まるで彼女の決壊寸前、いや決壊した感情を表しているようで。
これまで我慢してたんだと。朋也へのずっと前から好きだったという感情を。
自分は我慢して涼を応援した。けれど二人がどんどん親しく距離が近くなって行くに連れて我慢がきかなくなり、これから先二人が更に親密になって、結婚して、子供が産まれて・・・
そう考えるともう無理だったのだと。そうやって誰にでもなく独白する彼女。
そんな杏を優しく抱きしめる朋也。
帰って、抱きしめないで、優しくしないで、と散々拒絶の言葉を投げかけたのに。
土砂降りの雨にさらされて酷く冷たかったけれど、腕の中にはたしかな暖かさがあった。
そんな事件があり、涼との交際が気まずくなって来た朋也。
学校でも朋也と杏が付き合っている、朋也は藤林姉妹と二股している、など誰が見て広めたのか、悲しくも紛れもない事実が噂として蔓延してしまう。
そんな中、杏はその噂を消すため春原と付き合ってキスをしようとし、それを偶然なのか必然なのか、朋也が見てバレてしまう。
その後、さり気なく助言を入れて来る春原。朋也が置かれている状況を察して、「誰も傷付けたくないのだろうけど、どんな選択を取っても誰かを傷付けるよ」と婉曲的に助言。
こういういざって時に、いつもの馬鹿さはどこに置いて来たんだってくらい良い奴になるのが春原。こういう側面を持ち合わせているから憎めない、むしろ愛せるキャラクターだ。
それと、「マジレス」というネットスラングが2004年発売のビジュアルノベルゲーのテキストに挿入されている事にビックリ。
春原から助言を受けた朋也は、シュタインz・・・じゃなくて、”運命の選択”をすることに。
校内を探し回り、ようやく見つけた藤林涼。
「俺が好きなのは...お前の、姉の方なんだ!」
遂に隠していた本音をぶちまけてしまった...こりゃ終わ
らなかったー!
唐突に熱いキスを交わして来たのは、髪を短く切った藤林杏の方だったというオチ。
私は涼じゃない、杏だよ、と。
彼女が‘‘杏‘‘である事を確認し、再び朋也の方から熱くキスを交わす二人。
杏エピローグ。
髪を切ってしまったため、ショートカットVer.の杏である。ショートもええのぉ(*´Д`*)
でも僕はロングだった頃の方が好きだな。女の子の髪形はロングこそ至高。
そして早速罵声を浴びせられるという...一瞬中国語かと思ったよ。
すっかりいつもの調子を取り戻し、完全復活を遂げたようだ。ほぼ朋也のおかげだね(落ち込んだのも朋也のおかげ)
一方、負けヒロインとなってしまった涼さんには新しい男...じゃなくて新たな彼氏ができたらしい。
藤林涼の新しいパートナーは多分あの人だろう・・・(前回:CLANNAD攻略その7を参照)
よかった、引き摺ってなくて。
ギャルゲーにはたま~に過去の失恋をいつまでもずるずる引き摺ってる重い女がいるからね。どの作品の誰とは言わないけど。
スーツや同じ制服を着た健全なる一般市民が通る住宅街の道で、キスをしようとする杏。それを、恥ずかしいから...と朋也が拒むという状況。
ひゅ~熱いねぇお二人さん~!!!
人気のない場所だったらたくさん!?キスだけじゃ終わらない!?本当に誰も居ないところなら!?!?!?
R18版ではここから青k(自主規制
そして・・・
「好きだからね」
うほおおおおおおおおおおおおおおおおおお(勝利確定演出)
▼ゲットしたトロフィー ▼
髪、また伸ばすね(藤林杏ルートクリア)
髪、また伸ばしてくれるのか・・・(喜)
藤林杏ルート感想
彼女、藤林杏は自己犠牲の塊だった。
妹と同じ人を好きになってしまったが、その感情を抑え込んでまで妹の想いを優先させてあげる、妹思いの優しい姉だった。
怒らすと怖いし、男勝りな性格に豹変してしまうけれどw
でもそれも多分”照れ隠し”なのかなと思った。だが辞書を人の顔面に投げつけるのだけは辞めて頂きたいw
それから、双子の妹である涼とは容姿が似ているだけで、それ以外の性格とか全ては対局を成していると思っていた。
がしかし、彼女のキャラクター像が深堀りされて行くうちに違うなと感じた。
性格など中身の根っこの部分は全く同じなのだ。
それに気付いたとき、ああやっぱり二人は血の繋がった双子の姉妹なんだなと思った。
シナリオは、 髪の好みの選択肢から徐々に重い方向へと転がって行き、終盤はずっと精神的に苦しかった。
触れたらガラスのように粉々になって壊れてしまいそうな笑顔を見る度に、何度胸が締め付けられ、泣いたことか...
いやぁ...双子との三角関係は辛いって。
全体的にあまりスッキリできる内容ではなかった。
でもその辛い展開が過ぎ去ってゆき、そして新しく始まったこの幸せが、何よりも心地よかった。
『CLANNAD』で最も‘‘恋愛‘‘にステータスを振っていたと個人的に思う杏ルート、僕は『CLANNAD』で一番好きなシナリオであり、一番好きなヒロインだった。
僕のタイプがこういう女の子なのは、自分が一番理解している。
次回は、 心苦しいし最低な男だというのは重々承知なのだが、藤林涼ルート攻略編だ。
うわっ、この流れできっつ・・・誰だよ、姉のつぎ妹を攻略するという構成にしたの...
もうやめて!とっくにたゆすとのライフはゼロよ!
(by まったく別作品の”杏”子)
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