前週のコンシューマーゲームのソフト&ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週金曜くらいに更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
週間ゲームソフト売上
日本の売上ランキングTOP10
1位(初登場) PS4 FIFA 21
39152本(累計39152本)/エレクトロニック・アーツ/2020年10月9日2位(前回1位) Switch あつまれ どうぶつの森
37544本(累計582万8121本)/任天堂/2020年3月20日3位(前回3位) Switch リングフィット アドベンチャー
33502本(累計166万8843本)/任天堂/2019年10月18日4位(前回2位) Switch スーパーマリオ 3Dコレクション
22027本(累計33万248本)/任天堂/2020年9月18日5位(前回4位) Switch マリオカート8 デラックス
12723本(累計320万9218本)/任天堂/2017年4月28日6位(初登場) Switch FIFA 21 Legacy Edition
11990本(累計11990本)/エレクトロニック・アーツ/2020年10月9日7位(前回6位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
7145本(累計375万9916本)/ポケモン/2019年11月15日8位(前回8位) Switch Minecraft
6859本(累計152万5027本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日9位(前回7位) Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
6564本(累計384万9600本)/任天堂/2018年12月7日10位(前回8位) Switch 世界のアソビ大全51
5927本(累計40万3265本)/任天堂/2020年6月5日
https://www.famitsu.com/news/202010/15207705.html(ソース:ファミ通)
『FIFA21』初週PS4版3.9万本、Switch版1.1万本
集計週に発売された『FIFA21』が堂々の首位を獲得!
PS4版は初週3.9万本を売り上げ、前作の初週4.3万本には劣るものの、先月発売された同じサッカーゲームの『ウイイレ』シリーズの初動を大きく超えてきた。
ウイイレ2020(PS4) 5.8万本
ウイイレ2021(PS4) 2.6万本
FIFA20(PS4) 4.3万本
FIFA21(PS4) 3.9万本
『ウイイレ』と『FIFA』、日本市場は今作をもって完全に形成逆転である。
また「レガシーエディション」に当たるSwitch版は、前作は後発だったこともあり初週9500本に終わったが、今作はPS4版との同発ということで初週1.1万本を売り上げた。
『クラッシュバンディクー4』は2週目で一気に下落
発売週だったため前回の記事でフィーチャーした『クラッシュバンディクー4』は、今回の集計週では3480本を売り上げ、前週と比較して一気に落ちてしまった。
累計で10万本どころか、5万本の壁を打破できるかどうかすら怪しいレベルだ...
海外の売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2020/10108971.html(ソース:doope!)
※UKチャートを参照
発売週だった『FIFA』が、やはり海外市場でも週間トップの座を席捲したようだ。
ほぼ毎回新作を模した”焼き直し”なのに、人気が衰えないのが流石の一言である。コストに対する売上率は相当なものだと見込んでいる...
海外市場の『クラッシュバンディクー4』は、前週からあまりダウンせず第3位に留まった。
日本市場の落ちぶれ方がいかに酷かったかが分かる。もし次回作が発売され、日本がおま国決定の宣告をされたとしても擁護のしようがない。
週間ハード売上
https://www.vgchartz.com/#graph_menu (ソース:VG Chartz)
3DS本体のセールスがガクンと下がって来た!
とうとう日本とヨーロッパでは1000台を切り、アメリカも次週は3桁の穴に吸われて行くだろう。”生産終了”のニュースからみるみる販売台数を減らしている。
一体市場に何台の新品の3DSが残っているのか。いつ日本のXboxOneのセールスを下回るのか。
僕らは今、3DSというひとつのハード、そして携帯ゲーム市場が本当に息を引き取るまでのプロセスを見守っている。ハードが末期だと罵られようと、”生産終了”を突き付けられようと、新品がゲーム市場から消え去らない限り本物の”終焉”じゃないのだよ。
今週発売するゲームソフトの売上予想
ここからは今週発売する新作ゲームを振り返りつつ、その初動を予想していくぞ!
注目作は『マリオカートライブ ホームサーキット』。
『リングフィットアドベンチャー』や『ニンテンドーラボ』と同様、現実世界とゲーム世界を掛け合わせたゲームで、遊んだり保管したりするためにはそれなりに部屋のスペースが必要であり、定価も高く購入に抵抗がある人も一定数居るだろう。
ゆえにこれまでの『マリオカート』シリーズのように、初週から爆発的に売れるとは考えづらい。発売日にYouTubeで動画を検索してみたが、あまり本作の動画はあがっていなかった。
したがって、『マリオカートライブ ホームサーキット』の初週売上は10万本と予想する。『ペーパーマリオ オリガミキング』とタメを張るほどの初動だろう。
『死印』や『NG』でお馴染み「エクスペリエンス」の最新作『黄泉ヲ裂ク華』はどうだろうか?
ターン制ダンジョンRPGで、この手のジャンルが好みなユーザーは率先して情報を仕入れて買いそうではある。
「エクスペリエンス」の他作品が初週5000本~10000本程度で落ち着いているので、今作も二機種合算で初週6000本程だと予想する。
オリジナル版はプレミア価格が付いた伝説のアンチRPG『moon』に、様々な特典を付与したパッケージ版が発売される。
定価は7200円とお高いが、ファンなら価格など糸目を付けず買うのだろう。
そのパッケージ版を買うほどのファンが日本にどれほど存在するのか。強気に初週5000本と予想してみる。
▼今後発売予定の新作ゲーム▼
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