前週のコンシューマーゲームのソフト＆ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週週末に更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
【前週の売上データ】
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
日本のゲームソフト売上ランキングTOP10
1位（前回1位） Switch スーパーマリオ 3Dワールド ＋ フューリーワールド
9万7955本（累計34万7973本）／任天堂／2021年2月12日2位（前回2位） Switch 桃太郎電鉄 ～昭和 平成 令和も定番！～
41508本（累計193万4185本）／KONAMI／2020年11月19日3位（前回4位） Switch リングフィット アドベンチャー
23686本（累計239万4045本）／任天堂／2019年10月18日4位（前回5位） Switch あつまれ どうぶつの森
13677本（累計665万5082本）／任天堂／2020年3月20日5位（前回6位） Switch マリオカート8 デラックス
13478本（累計368万5972本）／任天堂／2017年4月28日6位（前回9位） Switch 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
9326本（累計416万5316本）／任天堂／2018年12月7日7位（前回11位） Switch スプラトゥーン2
8521本（累計378万7487本）／任天堂／2017年7月21日8位（前回8位） Switch Minecraft
8423本（累計182万5487本）／日本マイクロソフト／2018年6月21日9位（前回10位） Switch ポケットモンスター ソード・シールド
7720本（累計 397万1598本）／ポケモン／2019年11月15日発売10位（前回3位） Switch リトルナイトメア2
7521本（累計31991本）／バンダイナムコエンターテインメント／2021年2月10日
https://www.famitsu.com/news/202102/25215051.html（ソース：ファミ通）
『スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド』2週目の売れ行きも好調！
前週、初っ端から25万本を売り上げて絶好調なスタートを切った『スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド』だが、2週目も9万7955本を売り上げて週間首位に輝いた！！
しばらくは5万～10万本のレンジでじわ売れが続きそうだ。
やがてオリジナル版の累計売上も超えるに違いない。
『リトルナイトメア2』も負けじと2週目で1万本以上のセールス
同じく前回の集計週で発売された『リトルナイトメア2』も、負けじとランキング上位に喰い込んできた。
2週目のセールスはSwitch版が7521本で週間10位、PS4版が4374本で週間14位。
さて、売上ランキングTOP30をどれだけの期間維持できるかな？
『シルバー2425』Switch版が初週売上2258本でランクイン
今回唯一の初登場タイトルは『シルバー2425』のSwitch版。
『トワイライトシンドローム』『NO MORE HEROES』などで名が知れる須田剛一氏が手掛けたアドベンチャーゲーム『シルバー事件』と『シルバー事件25区』をまとめて1本に移植したタイトルだ。
前週の記事で書いた通り、今回の「週間ゲーム売上ランキング」は新作が一本も登場しないと思っていたが、どうやらあまりにも舐めていたらしい。
いや胸の内では絶対新作が一本はランクインすると思っていたから！！！
今から訂正しても遅いわ
『ニーアオートマタ』がまさかのランキング登場！？
これは予想もしなかった。
『ニーアオートマタ ゲームオブザ ヨルハエディション』が1773本売り上げて、週間25位にランクイン。
実に2年ぶりのランキング登場だ。
おそらく4月に『ニーアレプリカント』のリマスター版が発売予定だから、それに向けて『オートマタ』を予習しておこう！…というユーザーがこの数だけ居たのだろう。
もしや次回のランキングにも登場するのか…？
海外のゲームソフト売上ランキングTOP10
- Super Mario 3D World + Bowser’s Fury [前週比-61%]
- FIFA 21 [+59%]
- Mario Kart 8: Deluxe [+19%]
- Animal Crossing: New Horizons [-4%]
- Call of Duty: Black Ops Cold [-9%]
- Minecraft (Switch)
- Grand Theft Auto 5
- Ring Fit Adventure
- Spider-Man: Miles Morales
- Just Dance 2021
https://doope.jp/2021/02113400.html（ソース：doope！）
※UKチャートを参照
海外でも『スーパーマリオ3Dワールド+ フューリーワールド』が小売市場を大きく席捲した。
前週比61％と大きく低下したようにも見えるが、日本市場でも前週比はこんなもんだ。
海外のランキングの固有性と言うと、『スパイダーマン マイルズモラレス』や『ジャストダンス2021』がじわ売れを続けているという点だろうか。
特に前者はPS5がなかなか普及しないのも相まって、日本市場では影を潜めている。
前作のセールスを考えると、もっと売れてもいいはずなのだが．．．
週間ハード売上
https://www.vgchartz.com/#graph_menu （ソース：VG Chartz）
世界的に売れ続ける「Nintendo Switch」。
昨年発売した次世代機の中では最も普及できているが、日本市場がおざなりになっている「PS5」。
ソニーにも普及率が劣り、日本市場に至っては相も変わらず存在が空気な「Xbox Sereis」。
我が世界は三つに分かれ、混沌を極めていた．．．
「仮面ライダービルド」のOP風にまとめないでくれる？
今週発売するゲームソフトの売上予想
ここからは今週発売する新作ゲームを振り返りつつ、その初動を予想していくぞ！
次回の「週間ゲーム売上ランキング」の大本命は『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』だ。
ここで参考に、3DS以降の『牧場物語』シリーズの売上を見てみよう。
牧場物語 はじまりの大地 初週8.1万本 累計28.7万本
牧場物語 つながる新天地 初週13万本 累計28.7万本
牧場物語 3つの里の大切な友だち 初週10万本 累計23.3万本
牧場物語 再会のミネラルタウン 初週6.6万本
近年の『牧場物語』は新作なら平均して9万本ほど売れており、Switch初の牧場物語である前作『再会のミネラルタウン』はリメイクであるもののかなり売れている。
ちなみに『のび太の牧場物語』は初週4.5万本で、累計では10万本を突破した。
そして本編シリーズの最新作である本作は、発売日直前にTwitterでトレンド入りするほどの盛り上がりを見せており、出だしから非常に好調なセールスが予測できる。
近年のシリーズ売上を参考にしながら強気に出て、初週売上15万本と予想。
ゲームの評判が良ければ、継続的な売上も十分に期待できると思われる。
もう1本の大きな新作タイトルが『ブレイブリーデフォルトⅡ』。
過去のシリーズ作の初動は、『ブレイブリーデフォルト』が14.1万本であり『ブレイブリーセカンド』が9.6万本であった。
本作は『クラッシュバンディクー』のごとく、『セカンド』を歴史から帳消ししての新作『Ⅱ』となる訳だが、RPGファンからの注目度はかなり高い。
よって、初週売上は13万本と予想する。売上グラフが初動型になるのが目に見えているRPGというジャンルだから、もしかしたら『牧場物語』を超えて週間1位になるか？
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