異種族の風〇をレビューする某アニメに倣って、僕が(全話)視聴したアニメの感想や評価を書いていく「アニメレビュアーズ」。
今回は、来年の1月より第2期の放送が控えるTVアニメ『Dr.STONE(ドクターストーン)』の感想・評価・レビュー。
僕はこの作品をリアルタイムで観ていたのだが、冒頭があまり面白いと感じれず、私生活も多忙を極めていた頃だったため3話で一旦視聴を止めていた。
そして第2期が来年の頭から始まるという事で、一年以上越しに4話から視聴を再開してこの記事に至るのだが...
今は視聴を一時停止してしまったことを深く後悔している。
本稿は第2期の放送を待ち切れずに書いてしまった、TVアニメ第1期の感想となる。
- 『Dr.STONE(ドクターストーン)』作品情報
- 壮大なスケールと圧巻の物語にそそるぜ...
- 科学描写が凄くちゃんとしている、科学の刃
- 100億%ジャンプの王道を徹底するキャラクターたち
- 最後まで視聴してすべての意味が分かるOP・ED
- 若干だけど気にかかった点
- まとめ:Reゼロから始める原始生活
『Dr.STONE(ドクターストーン)』作品情報
放送時期 | 2019年7月-12月 |
話数 | 全24話 |
ジャンル | SF/サバイバル |
アニメーション制作 | トムスエンタテインメント |
『Dr.STONE』あらすじ・PV
超人的な頭脳を持つ根っからの科学少年・千空と体力自慢でまっすぐな性格の親友・大樹。幼馴染の杠に、長年片想いし続けている大樹は、千空にからかわれつつも、ついに杠への想いを告げようとする。
しかし、突如、空がまばゆい光で覆われ、世界中の人類が一瞬にして全て〝石化〟してしまう謎の現象が起こる……!!
それから約3700年後――。文明が全て消えた〝石の世界〟(ストーンワールド)〟で、石化から解放された千空と大樹は再会を果たし、ゼロから文明を作り出すことを誓う!
『Dr.STONE』スタッフ
原作:稲垣理一郎・Boichi(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:飯野慎也
助監督:川尻健太郎
シリーズ構成:木戸雄一郎
キャラクターデザイン:岩佐裕子
プロップデザイン:小坂知、三浦厚也、金甫旻
デザインワークス・レイアウト作画監修:水村良男
メインアニメーター・アクション作画監修:堀内博之
サブキャラクターデザイン:村谷貴志、寺尾憲治
美術監督:吉原俊一郎
音響監督:明田川仁
音楽:加藤達也、堤博明、YUKI KANESAKA
『Dr.STONE』キャスト(声優)
千空:小林裕介
大木大樹:古川慎
小川 杠:市ノ瀬加那
獅子王 司:中村悠一
コハク:沼倉愛美
クロム:佐藤元
金狼:前野智昭
銀狼:村瀬歩
ルリ:上田麗奈
スイカ:高橋花林
あさぎりゲン:河西健吾
カセキ:麦人
『Dr.STONE』評価
評価項目 | 作画 | 演出 | 音楽 | 声優 | ストーリー | キャラ | 設定・世界観 | 雰囲気 | 面白さ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
点数 | 9 | 10 | 8 | 9 | 10 | 9 | 10 | 7 | 9 |
お気に入り度:★★★★☆
オススメ度:★★★★★
壮大なスケールと圧巻の物語にそそるぜ...
主人公の友人キャラがヒロインに告白すると宣言する ⇒ その友人キャラがヒロインに告白 ⇒ 告白しようとした直前で全人類が石化 ⇒ 地球の文明は滅びて3700年の時が過ぎる ⇒ 友人キャラが目覚める ⇒ 主人公は半年前に目覚めてました
これが第1話のAパート、すなわち冒頭の流れだ。
冒頭からいきなり唐突な展開が津波のごとく押し寄せ、正直理解が追い付かなかった。
「またとんでもなくぶっ飛んだジャンプアニメが始まったな」と思い、最初はあまり面白いとは思えなかったというのが本音である。
だが話が進むごとに、そのあまりにも壮大な物語のスケールと作品の世界観に圧倒されて行った。
僕をSTONE WORLDに惹き込んだ、石をも砕く「第6話」の破壊力
3話までの流れでは、科学の力で文明と石化された全人類を蘇らせたいという主人公・千空と、既得権益に朽ちた高齢者は殺して若者たちだけで新たな社会を築こうという霊長類最強高校生・司が対立。
4話のラストは、「千空が司に殺されるのか…!?」という寸前の良い所で次回への引きを作り、「どうせジャンプだからこんな所で主人公がくたばるかよ!」と思っていたら、5話で主人公がマジでくたばる。
色々考えてはみたが、ここから千空が復活する術は見当たらない。しかし、首元にあえて残してあった石化が見つかる。
4話までで頻繁に千空が首をゴキゴキ鳴らしていた動作が、実は伏線だったのだ。主人公の癖かと思いきや、予想を遥かに超えた領域で点と点が繋がった。
この首元の石化を溶けば千空が復活するかも…!?
一旦の休憩と称し6話のAパートにまで掛けて、まだ描かれてなかった千空が目覚めてから友人・大樹が蘇るまでの空白の1話を回想で描いた。
ここでは千空の服に書かれていた「E=mc²」の公式の意味が判明する。またまた点と点が繋がり、「わーお!」と杠のキメ台詞が飛び出てしまう。
回想が終わると、無事千空が大復活!!!
そして「おはよう世界~♪」と、9分遅れだが最高のタイミングでOPが流れる。ちょっとこの構成考えた人、褒めちぎるから出て来て。
OPが開けると、大樹が「この石化こそ、まさにその医者がわりの命の石!ドクターストーンじゃないか!」というセリフを述べて、さらっとタイトル回収。
それから大樹と杠を、千空を殺したと思い込んでいる司が築く「司帝国」にスパイとして送り込む。漢の別れも去ることながら、4話から探していた原住民の子に出会うことができ、特殊EDが流れながら動滑車でその子を救い出す。プロローグ終了。
ここまでの、壮大なる過去回想を大幅に挟みつつ、ものの見事に伏線を回収する4話~6話の流れは本当に凄かった。
特に第6話は『涼宮ハルヒの憂鬱Ⅵ』にも匹敵する神回であり、僕をこの「STONE WORLD」に惹き込む決定打となった回であった。
このように、これでもかと風呂敷を広げすぎるのに、それら全てを逃げずにきちんと全て回収していくのが、この『Dr.STONE』の完璧とも言える物語だ。
壮大なスケール感とハイレベルなステルス伏線を保ちながら、2クール全24話失速せずに最後まで続いたのだ。こんなもん、そそるぜ...
「第17話」で描かれた流涙の幾千年物語
2クール全24話の中で僕が最も震えた、いや最高級にそそられたのは第17話『百の夜と千の空』だ。
千空が見つけた「石神村」、そしてその村に代々受け継がれている「百物語」なるものは、千空の養父である百夜がかつて作ったものだったと発覚する回だ。
百夜はかつて”宇宙飛行士”という夢を諦めたが、まだ幼い千空の科学発明に刺激を受けて、千空に宇宙という科学の土産を持って帰るんだ!…と奮起し、再び”宇宙飛行士”という夢を目指す。
そして5年後マジで宇宙飛行士になって宇宙に飛び立ったが、その時に地球に石化現象が発生。百夜たち5人の宇宙飛行士・旅行者は宇宙に居たために石化の影響を受けなかったが、千空が生きていることを信じ「地上に降りて70億人を助けに行く」と言い出す百夜。
度々千空の幼少期のエピソードは語られていたが、第16話からの長い長い過去回想でついに明かされた、いわば『Dr.STONE・ZERO』的なお話。
それは同時に、父と子の3700年にも渡る壮大な絆の物語でもあった(養父だけど)。
百夜たちの思い、その思いが何世代にも渡って受け継がれて来て、そして遂に千空の元に届いたことを知ったとき、僕はガチ泣きしてしまった。
あの千空ですら声を震わせていたんだ。潤しいほどに感動したよ。
また百夜役が藤原啓治さんってのがズルい。
『クレヨンしんちゃん』のひろし役の藤原啓治さんだよ、お父さん役をやらせたら世界一カッコいいんだから。早すぎた死が本当に惜しまれる。
『CLANNAD AFTERSTORY 第18話』をも彷彿とさせる素晴らしい回だった。
科学描写が凄くちゃんとしている、科学の刃
『Dr.STONE』の魅力というか、醍醐味はやはり”科学の描写”だろう。
科学バカの千空が、この文明が滅びてしまった3700年後の世界で、現代の科学知識を駆使して、一気に200万年の科学史を駆け上がってやる!…という物語だ。
作品の題材が”科学”なだけに、とことん現代科学の法則に基づいて”科学”を描いていた。
登場する物質から起こる現象、科学に関連する全ては専門家の監修が付いているからか、なかなかここまで丁寧な科学描写をする作品はお目に架かれない。
昨今は中途半端な知識を振りかざして無双する異世界転生作品が多い中、ちゃんとした知識を詰め込んでいるというだけで輝いている。
科学の力と努力が実った「第15話」
丁寧な科学描写の例で言うと、「石神村」をゲットするために村の巫女の病気を救ってやろう!…という事で、7話から”万能薬”をゼロから作り始める。
素材を集めるためにガラスやガラスからビーカーを作ったり、小手始めに鉄の棒から発電機を作ったり、ガスマスクを開発して塩酸を採取したり、集めた素材を化合してクロロ硫酸も作り上げたり...
毎話ごとに”万能薬完成”というゴールに徐々に近づいていく感覚は堪らなく、それでいて飽きることがなかった。文系の僕でも「科学って面白いんだな」と思えた。
そうして遂に完成した万能薬・サルファ剤。
これを長き戦いを経て御前試合に優勝した千空が、石神村の巫女・ルリに飲ませるシーンはエr・・・じゃなくて、「遂にここまで来たんだ!」と感じた至高のシーンであった。
ルリの病状は肺炎だと分かり、万能薬によって無事完治。
コハクが毎日必死こいて運んでいた温泉も決して無駄ではなかったが明らかになり、まさにこれまでの”努力”が実ったんだ、というお約束のジャンプ的着地点。
僕的には本作のヒロインだと思っているゲンの言葉で例えるなら「ジーマーでバイヤー」である。
最終回も決して緩まない「第24話」の感動
また、最終回・第24話でも”科学”の素晴らしさたるやが充分に発揮されていた。
時期尚早な気もするが、第1期23話とまだまだ序盤で「携帯電話」なるものを科学の力で完成させてしまった千空。
てっきり最終回で携帯電話が完成!…だと思っていたので、24話は何をやるんだ?きっちりラストを締めてくれるのか? …と不安もよぎったが、これまでの23話分を観ていれば心配など安易に消し飛んだ。
第1期の最終回を飾ったのは、石神村の開祖でもある百夜の肉声が乗ったレコードを聴くという話。
百夜の墓石だと思われていた石が、百物語から実は3700年前からのタイムカプセルだったことが発覚し、中を開けたらガラス製のレコード。
”科学の力”によって時を超えて届けられた、3700年越しの父から子への最後のメッセージと、音楽という文化。
僕は第17話を思い出し、またこれまでのダイジェスト映像が流されたことによって、またまた泣いてしまった。
開祖の声を聞いた村人たちは戦意がアップし、千空が村の皆を戦いに引き込んでしまったことに感じていた引け目が消え、いよいよ「俺たちの戦いはこれからだ!」…という又もや王道のラスト。
石と科学の力が際立ったきちんと意味のある回だったし、”とりあえずの最終回”にとても相応しい回だった。次シーズンへの引きもある。
最後まで絶対に期待を裏切らない。最終回で改めて科学の素晴らしさを痛感させられたね。
100億%ジャンプの王道を徹底するキャラクターたち
ここまで「王道」という単語を度重ねて使っているが、僕が指している「王道」はいわゆる”友情・努力・勝利”の「ジャンプ的王道」である。
これが嫌いな人も多いように、「ジャンプ的王道」はよく悪い方向にも作用する。だがこの『Dr.STONE』は非常に良い方向に働いていた。
友情描写で外せないのは、千空と大樹の漢の誓いと、千空と 同じ科学バカ・クロムと 物作りバカ・カセキの絆だ。特に、千空とクロムが硫酸採取に出かけた時の「背中は任せた」。
そして最も熱かったのは、科学王国もう一人の現代人・あさぎりゲンがこちら側に寝返ったエピソードだ。
約束していたコーラを万能薬完成後に無言で渡すシーンは、炭酸のようにシュワッと痺れたけれど、やはり千空が石化復活後すぐに書いた西暦を見つけた時から「千空ヤベェ…」となっていたと判明する回想話はジーマーでバイヤーである。
一時は千空を裏切るかもと睨んでいたが、端から科学王国側だったとは。もうあさぎりゲンはヒロインだよ...
勝利に関しては言わずもがな。どうせ千空が司に勝つことは分かり切っているが、そこに到達するまでのプロセスが気になるのさ。
また、キャラクターの口癖にもジャンプっぽさを感じた。
だが、千空の「そそるぜ…」や「100億%~」、ゲンの業界用語や 氷月の「凄くちゃんとしている」など、字面だけ見るとすごくダサい。声優さんによってキャラクターに命が吹き込まれても、どこか少年誌臭さが鼻について回った。
しかし強く印象に残るのは確かで、キャラクターの個性表現にきちんと繋がっている。
このキャラクターの口癖を受け入れられるか否かでも評価が分かれそうな所だが、僕はいかにも少年漫画らしく”記号化”されていて良いなと思った。
まるで「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の音楽である。ダサいけど唸るほどカッコイイ!
臭い口癖が決まっているのだからもちろん、キャラクターのセリフ回しも非常に漫画的で見事だった。
最後まで視聴してすべての意味が分かるOP・ED
オープニングが最高だった!!!!!
1クール目OP:おはよう世界
1クール目のOPは、BURNOUT SYNDROMESによる「Good Morning World!」。
「おはよう世界 グッドモーニングワールド!」という印象的なフレーズはダサカッコよくて、まさしく『Dr.STONE』の世界の始まりに相応しいOPである。
だが、ある程度話数を進めないと誰か分からないキャラクターや、何だか分からない道具が登場する。これらが本編で出て来て、点と点が繋がったと理解できた時の爽快感ったら、そそるぜ...
2クール目OP: 行こう、イコールを探しに行く
2クール目のOPは、PELICAN FANCLUBによる「三原色」。僕はこっちのOPが断然に好きだ。
なぜならこのOPは、最終回まで視聴しなければ全てのカットの意味を理解できない!
毎話毎話「そういやOPのあのカットと繋がるじゃねぇか!」とピースが嵌ってゆき、最終回を観終わった段階でこのOPをもう一度見直すとパズルが完成する。
もう鳥肌が立ちまくるし、見るたびに感動が込み上げてくる。
EDは個人的にはあまりハマらなかったが、決して悪いわけではなく隙がない。
1クール目は、現代日本を生きている我々の心に染みるような映像。2クール目は、百夜と千空の夢のようだった日々を暗示していてなかなかに良き。
制作陣はOP・ED、どちらの作り方もよく分かってらっしゃる。ここ最近のトムスは本当にどうしたのだろう。
若干だけど気にかかった点
褒めているだけでもアレなので、ここからは僕が若干気にかかった点を挙げていく。
以下の要素から視聴を敬遠していたり、低評価を下していたりする人も少なくはないだろう。
ヒロインが微妙に可愛くない
原作の作画:Boichi先生を否定するわけではないが、ヒロインに萌えを感じることは他作品よりもハードルが高い。キャラデザだって独特だ。
慣れればこのキャラデザのヒロインが可愛いと思えるようになるが、序盤のしばらくはヒロインが可愛いとは思えなかった。
ただ、「その辺のラブコメ漫画と遜色ないくらいヒロインが可愛ければ、この作品に非の打ち所はないなー!」という話である。
Key作品と同じだ。
キャラデザで損している部分があり、視聴を敬遠されがちだが、いざ観てみるとそんなことは些細な懸念点に過ぎないのだ。
そもそもヒロインの可愛さで売っている萌えアニメじゃないのだから、ヒロインが可愛くないからと言って減点にはならない。
良くも悪くもジャンプっぽい
- 千空がまだ高校生という若さで現代の科学知識をほとんど脳に蓄えている
- 科学発明品がいとも短期間で完成してしまう
- おそらく40は過ぎてるであろう百夜がセカンドキャリアとして宇宙飛行士になれてしまう
...などなど、「現実はそう簡単に行かねぇよ!」と感じるような展開が多い。ネット上で見受けられた低評価レビューの大半はこれに起因する。
僕だって現実の残酷さを知っているからこそ、そう感じることが多々ある。
だがそもそも論、この作品はフィクションであり少年漫画である。
少年が面白いと思えば何でもありのような世界で、「こんな展開現実味がねぇよ!」とツッコむのは少年漫画という文化を根底から否定することであり、野暮ってものだ。
発電機が出来上がるまでに2~3話もかけるアニメなんて見たくはないだろ? 展開が早いに越したことはない。
僕はこれらを否定できないし、これらを否定する人間はきっと石のように頭が固いと推察する。
まとめ:Reゼロから始める原始生活
正直僕のタイプな作品ではなかったが、めちゃくちゃ面白かった。好きなシーンや語りたいエピソードがあり過ぎて、これでも文章を割愛しまくっているくらいだ。
ここ数年で最も面白いジャンプアニメだと豪語したい。
この作品の何が凄いって、まだまだ全てのエピソードを消化し切れてないにも関わらず、既に面白いという事だ。
例えば大樹と杠との合流がまだ描かれておらず、二人はメイン級のキャラクターなのに最終回を覗いて6話以降一度も登場していない。つまりまだまだこれからなのだ。
科学にも精通していて、それでいてここまで面白い漫画を描ける作者は天才である。
また、地球が石化してからの3700年間の歴史をぶっ飛ばしてる点も大きい。
『Dr.STONE ZERO』と称していくらでも話を広げられる。百夜を主人公にして元宇宙飛行士たちの原始生活を描いたり、村の血筋が受け継がれていく様を描いたり...
まだまだこれ以上に展開が広がって面白くなる可能性を大いに秘めているのだ。・・・と思ったら『Dr.STONE reboot:百夜』ってのがもう出てるのねっ!
あまり他作品を貶して作品を語りたくはないが、僕の中では[Dr.STONE>ぼくべん>約ネバ=鬼滅の刃]という順位が出来上がってしまった。
なぜ原作漫画もアニメも『鬼滅の刃』より売れてないのか? 漫画はとっくに1000万部を超えていても、『鬼滅の刃』に並んでたっておかしくはない。
この面白さが普段アニメをあまり観ない大衆にまで伝わってないのは非常に残念である。
大衆受けでも映像美でもなく、純粋に内容の面白さと精密さで勝負しているから、社会現象にまでならないと響かない層にまで届けるのはキツイのか…?
これが深夜アニメというのも非常に勿体ない気がする。夕方枠で放送して、今の子供たちに見せたいレベルだね。
来年の1月から始まる『Dr.STONE(ドクターストーン)』アニメ第2期がとても楽しみになった。
今度こそはリアタイができる。そそるぜ...