前週のコンシューマーゲームのソフト＆ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週週末に更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
日本のゲームソフト売上ランキングTOP10
1位（前回1位） Switch 桃太郎電鉄 ～昭和 平成 令和も定番！～
12万6729本（累計47万2426本）／KONAMI／2020年11月19日2位（前回2位） Switch ゼルダ無双 厄災の黙示録
40667本（累計21万3882本）／コーエーテクモゲームス／2020年11月20日3位（前回4位） Switch リングフィット アドベンチャー
36019本（累計187万9811本）／任天堂／2019年10月18日4位（前回3位） Switch あつまれ どうぶつの森
35389本（累計604万6697本）／任天堂／2020年3月20日5位（前回7位） Switch ピクミン3 デラックス
21314本（累計31万5862本）／任天堂／2020年10月30日6位（初登場） Switch 太鼓の達人 ドコどんRPGパック！
15504本（累計15504本）／バンダイナムコエンターテインメント／2020年11月26日7位（前回6位） PS4 コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー
14688本（累計12万4371本）／ソニー・インタラクティブエンタテインメント／2020年11月13日8位（前回8位） Switch マリオカート8 デラックス
14665本（累計328万9458本）／任天堂／2017年4月28日9位（前回5位） Switch フォートナイト ラスト・ラフ バンドル
14147本（累計45414本）／ワーナー ブラザース ジャパン／2020年11月17日10位（前回10位） Switch ポケットモンスター ソード・シールド ＋ エキスパンションパス
12370本（累計55458本）／ポケモン／2020年11月6日
https://www.famitsu.com/news/202012/03210596.html（ソース：ファミ通）
『桃鉄』新作、『ゼルダ無双 厄災の黙示録』は二週目も絶好調！
前週は34.5万本を売り上げ、華麗なるロケットスタートを決めた『桃太郎電鉄 ～昭和平成令和も定番！～』は、二週目に突入しても週間10万本以上を売り上げ、もうハーフミリオンに到達しそうな勢いである。
まるでハドソン時代の勢力が蘇ったみたいだ。一度終わったと思われていた『桃鉄』シリーズだが、この調子ならこの先も立て続けに続編が作られそうだね。
同じ週に発売された『ゼルダ無双 厄災の黙示録』も週間4万本以上を売り捌き、発売二週目タイトルが1・2フィニッシュを決めた！
『太鼓の達人 ドコどんRPGパック！』初週売上1.5万本
3DSで発売された『太鼓の達人 時空大冒険』と『太鼓の達人 ミステリーアドベンチャー』の2本をセットにし、 HD機であるSwitchに移植しただけだが．．．
初週で1万本の壁を悠々と超えられるのは、間違いなく『太鼓の達人』というIPが持つ力だろう。
『ガレリアの地下迷宮と魔女ノ旅団』PS4版が初週売上8590本で週間15位！
前回の記事で初週5000本程度だろうと予想したが、それを存分に超えてきた。「思ったより売れたなぁ」というのが感想である。
これにて、今年発売された日本一ソフトウェアのゲームで最も売れたタイトルとなった。
PSVita版は残念ながらランク外という事で、初週売上3000本以下が確定した。
AmazonではVitaカテゴリーベストセラー1位に輝いているものの、発送が2～4週間後になっていることから、パッケージの生産はかなりか細くやっていることが伺える。
PSvitaの市場はとうに滅びているので、仕方がないとしか言いようがない。
『ゾイドワイルド インフィニティブラスト』初週売上6757本で週間17位
アニメの盛り上がりから考えると妥当なセールスかと。
だが、ゲーム業界では悪名高いタカラトミー製にしては頑張っている方だと思う。
やたらタカラトミーをイジるな．．．
でも二週目のセールスは厳しいかな．．．
海外のゲームソフト売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2020/11111046.html（ソース：doope！）
※UKチャートを参照
今回も『FIFA21』が首位を獲得。
海外のスポーツゲーム人気は尋常ではない。日本では他の洋ゲータイトルと同様に、初週でそこそこ売れて二週目以降急降下するから、この感覚があまり肌身に合わない。
こちらも日本市場では不人気な『Just Dance 2021』が、前週の1.8倍のセールスを叩き出している。
Wii時代はあんなにも売れていたのに、いつの間にか誰も話題にしなくなったな．．．
海外では人気がまだまだ持続しているようだ。
週間ハード売上
https://www.vgchartz.com/#graph_menu （ソース：VG Chartz）
PS5本体が三週目も週間100万台を売り捌いた！！！
今回は欧州市場にたんまりと投下されたようで、発売週に劣らず72万人もの手に渡っている。
一方北米市場は13.2万台、日本市場に至っては僅か4.3万台．．．
ねぇ、いつになったら日本市場に在庫が回ってくるの？？？
年内には全世界で400万台以上のセールスを記録しそうだが、親会社であるSONYのお膝元にして、前世SCEが居た場所・・・いわば本拠地である日本市場がぞんざいな扱いをされていることが誠に遺憾である。
愚痴が思いっきり零れとるやないかい
一方三年目のSwitchが、なぜか週間83万台のセールスを記録。
PS4やXboxOneなどの旧世代機と戦っていた時より、セールスが二倍以上に伸びてるの笑う。
性能差では圧倒的に押されいるが、次世代機の波が本格的に到来し、旧世代機でなんとか我慢していた人達がいよいよ流れて来たのかも。
そして．．．おや、Xbox Sereisさん？超絶格下の性能を誇る三年目のSwitchにすら大きく離されて負けてますわよ？
日本市場に関してはPS4と張り合えるレベル。やはり前世代の王者・SONYに軍配が上がのか…？
『Halo』を始めとしたキラータイトルがまだ揃ってないのも痛手だ。キラーソフトさえ装備が完了すれば、一皮むけて追い返すかもしれないね。
今週発売するゲームソフトの売上予想
ここからは今週発売する新作ゲームを振り返りつつ、その初動を予想していくぞ！
発売日に最も盛り上がっていたのは『ライザのアトリエ2』。
「表現規制で胸が大きくできないなら太ももを大きくしてやれ！」という事で、昨年発売され話題作となった『ライザのアトリエ』の続編。
その前作がSwitch版とPS4版の二機種合算で初週7.8万本。世界累計出荷数は50万本を突破しているため、日本でも30万本ほどは売れているだろう。
よって、本作も二機種合算で初週9万本と予想。前作を購入したユーザーは勿論、後から購入したユーザーも含めて、ハマった奴は全員発売日に買うだろと。
もう一本ネット上で話題に挙がり、Twitterではトレンド入りしていたのが『不思議のダンジョン 風来のシレン5plus』。
DSで発売された『風来のシレン5』をPSVitaに追加要素を加えてリマスターした『風来のシレン5+』のSwitch移植版。
焼き増しの焼き増しにも関わらず、Switch版になって初めて話題性を強めるのが謎のSwitchパワー。
ちなみにシリーズ全盛期の初週売上は10～20万本だが、DS版『5』の初週売上が5万本、Vita版『5+』の初週売上が4.3万本だ。
本作はそれらを上回ると読んで、初週売上5万本と予想する。
続編と言えばもう一つ。『リングフィットアドベンチャー』に繋げる体感型ゲームブーム再来の波を作ったあのゲームの続編・・・『フィットボクシング2』も発売される。
前作の初週売上はまさかの1989本ｗ その後話題に火が点き、2週目：2589本⇒3週目：4718本と、じわじわと売上を伸ばして行き、とうとう2020年の5月には国内パッケージ版が10万本を突破した。
そしてこの『2』は、その前作の知名度や、感染症による自粛モードのブーストもかかり、初週から前作とは比較にならないほどの初週セールスが期待できる。
初週4万本くらい売れるかな？ DL版の購入者の方が多そう。
まさかまさかの久々の新作『電車でGO‼ はしろう山手線』。
黄金期であるPS1時代の初週ウン十万本！・・・という訳にはいかないだろうが、初週2万本くらいで落ち着くんじゃないかね。
このソフトと一週間遅れで発売される『電車でGO! PLUG & PLAY』がどれくらい売れるのかも気になる。こっちを買うからPS4版は買わない！…だとか、売上が分散したりするのだろうか。
電車でGO! PLUG & PLAY (【初回特典】特製CD(収録曲「電車で電車でGO! GO! GO! 」、「電車で電車でGO! GO! GO! (live ver)」同梱)
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こちらもまさかまさかの久々の新作である『ダービースタリオン』。
『電車でGO！』がプレステ独占に対し、こちらは任天堂独占。
前作の3DS『ダービースタリオンGOLD』は初週7.3万本で、そのまた前作のDS『ダービースタリオンDS』は初週14.8万本だった。
馬育成系ゲームのユーザーは完全に固定層で、そのほとんどがSFC～PS時代に『ダビスタ』に触れたおじさんだと睨んでいる。
コエテクの『ウイニングポスト』シリーズにユーザーが流れてるかもしれないが、やっぱり馬育成系ゲームは『ダビスタ』だとて、初週売上4万本と予想する。
CMが思いのほか流れておらず、そのCMも結構不評だったりするのが怖い。前作『GOLD』を超えられるのか…！？
ほか、アサクリオデッセイスタッフによる新作『イモータルズ フィニクス ライジング』や、『ドラクエ11S』のPS4版とSwitch廉価版などが発売されるが、予想の方は割愛させてもらう。
ではではデカルチャー。
▼今後発売予定の新作ゲーム▼
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