2021年9月、ゲオが「PS1・PS2・PSP・GC・GBAなどのレトロゲーム、Xbox全シリーズ」の取り扱いを終了することを発表した。
つまりこれからは、PS3・PSV以降のプレステハード&Wii・DS以降の任天堂ハードしかゲームは取り扱わないという事だ。
これにあたってゲオでは「レトロゲーム全品売り尽くしセール」が実施された。
対象は取り扱いを終了するハードのソフトに限らず、本体や周辺機器も含む。
価格は、第1弾が2021年10月7日~21日で全品50%オフ、第2弾が10月22日~28日で全品80%オフ、第3弾が10月29日~11月7日で全品50円均一。
安い。ハードオフのジャンクでも100円だというのに...
ゲオっていつもそうですね…!私たちのことなんだと思ってるんですか!!!
2019年からゲオセールをすべからく追いかけている当ブログ。今回も例に漏れずセールに赴いたので、その戦利品をレポート形式で紹介したい。
ゲオ レトロゲーム売り尽くしセールのレポート
まず50%オフ時に、登下校の寄り道やサイクリングがてらに計6店舗のゲオを回った。だが、めぼしいタイトルが”1本も”無し!
PS2・PSPソフトを置いていたのが2店、PSP・Xbox360ソフトを置いていたのが1店、Xbox360ソフトを置いていたのが2店、スカが2店。本体や周辺機器は一切無く…
僕が住む周りにあるゲオはどれもハズレで、親ガチャならぬ「ゲオガチャ」に失敗したな...と神を恨んださ。何を恨めばいいのか分からなかったから。
Twitterで見かけた、GC・GBAソフトを50%オフで大量買いしているツイートと、Xbox360本体を50円で購入しているツイートにどれだけ嫉妬したことか。中古ゲームのラインナップが神っているゲオが近くにあったなら...
また置いてあるゲームソフトは、スポーツゲーム、キャラゲー、乙女ゲー、無双、モンハン、現行機に移植済みのタイトルばかり。
本当に中古としての価値が底を這いつくばるような、言ってしまえば”ゴミ”ばかりだったのである。
再びゲオに訪れたのは、全品50円均一の初日の朝。スカ以外の4店舗を回った。
「50円だったら買ってもいいかなぁ」と思っていたソフトはとうに狩られており、ゲオのゲーム売り場に人がいるのを見たことがないけど、僕が住んでいる地域にも僕のようなゲーマーは居たんだな...とどこか安堵しつつ。
購入した戦利品がこちら👇
残っているソフト全てを買う気概で赴いたが、いざ陳列棚を眺めると「50円でも欲しくねぇ...」と思うようなソフトばかりで。結果としては計22本を購入して1210円(税込)の出費。
PSPで発売された『メタルギア』シリーズ2作を50円で買えたのは何気に嬉しい。なおPSP本体は持ってない模様...
PS2時代初期にスクウェアが威信をかけて開発・販売したがドン滑りした『バウンサー』は、続編も移植も皆無だから買えてよかった。
『パワプロ9』は京アニが制作したOPを見るために買ったようなもの。野球もパワプロもさして興味はないので...
一番の収穫は『薄桜鬼』無印と、そのファンディスク『薄桜鬼 追随録』の限定版を各50円で買えたことかも。
限定版の同梱物は、中古のソフト、ビニールの開け口が剥がれた開封済みのドラマCD、おそらく未開封のカレンダーの3点。
2009年~2010年の週めくりカレンダーを今更手に入れてどうしろと...
乙女ゲームもござれなタイプのゲーマーだし、以前からプレイしたかったので、ゲームはきっちり遊ばせてもらおう。
さいごに
誰の手元からも離れて処分されるくらいなら、僕がこうして破格で入手して遊んだほうが、ゲームソフトもゲームの制作スタッフも(ゲオも)喜ぶはず。
そんな勝手な思い込みで、ゲオの「レトロゲーム全品売り尽くしセール」という名の”在庫処分セール”を巡った。それなりに満足できている。
最終的に全品10円になるなら、「ここからここまで全部ください」と言って店員さんを引かせたかったなぁ。
それが小さな心残り。