
前週のコンシューマーゲームのソフト&ハードの売上を、日本と海外の二つの視点から振り返りつつ、また今週発売するゲームの売上を予想するこのコーナー。
毎週週末に更新予定の、週刊ゲーム売上ランキングこと「週間ゲーム売上ランキング」。
※ゲームソフトの画像はそのままAmazonリンクになっています
週間ゲームソフト売上
日本の売上ランキングTOP10
1位(前回1位) Switch ピクミン3 デラックス
67925本(累計23万9274本)/任天堂/2020年10月30日2位(前回5位) Switch リングフィット アドベンチャー
37256本(累計178万3608本)/任天堂/2019年10月18日3位(前回6位) Switch あつまれ どうぶつの森
31687本(累計594万1433本)/任天堂/2020年3月20日4位(初登場) Switch ポケットモンスター ソード・シールド + エキスパンションパス
18638本(18638本)/ポケモン/2020年11月6日5位(初登場) Switch シャドウバース チャンピオンズバトル
13871本(13871本)/サイゲームス/2020年11月5日6位(前回9位) Switch マリオカート8 デラックス
12318本(累計325万835本)/任天堂/2017年4月28日7位(前回4位) PS4 ウォッチドッグス レギオン
8723本(累計49685本)/ユービーアイソフト/2020年10月29日8位(前回12位) Switch スーパーマリオ 3Dコレクション
8536本(累計37万3171本)/任天堂/2020年9月18日9位(前回13位) Switch Minecraft
8091本(累計155万1842本)/日本マイクロソフト/2018年6月21日10位(前回10位) Switch ポケットモンスター ソード・シールド
7638本(累計379万783本)/ポケモン/2019年11月15日
https://www.famitsu.com/news/202011/12209360.html(ソース:ファミ通)
『ピクミン3 デラックス』が二週連続首位
前回の集計週で発売され首位に輝いた『ピクミン3 デラックス』が、二週連続で首位を獲得!
今回は新作の弾が弱かったからなぁ。今後もこの調子でじわ売れを続けていくことだろう。
『ウォッチドッグス レギオン』も未だTOP10に健在で、『真・女神転生Ⅲ ノクターン HDリマスター』は惜しくもTOP10を逃したものの、二機種合算で1万本以上の二週目セールスを記録した。
『シャドウバース チャンピオンズバトル』初週売上1.3万本!
Cygames 開発・販売のコンシューマー向けタイトル第2弾『シャドウバース チャンピオンズバトル』の初週売上は、なんとか1万本の壁を超えたが微妙な結果となった。
前回の記事で予想したセールスの半分も届かず。『グラブルVS』の初週売上が8.6万本だったことを考えると、もう少し頑張っても良かったと感じる。
『シャドバ』のIP力はこんなもんじゃないだろ?…と思ったが、ソシャゲの収益も右肩下がりだった...
シャドバ民が吠えているように、もう『シャドバ』はオワコンなのだろうか。2週目のセールスに期待。
『ポケットモンスター ソード・シールド + エキスパンションパス』初週1.8万本、通常版もTOP10入り
『ポケモン ソード・シールド』にDLCを初めから収録した完全版『ポケットモンスター ソード・シールド + エキスパンションパス』 は、週間4位にランクイン。
今年の年末は新作のポケモンが発売されないので、任天堂はこれでお茶を濁したのだろう。
それでも週間4位まで上り詰めてしまうのは、流石『ポケモン』と言ったところか。購入者の大多数が新規だと思われる。リピーターという名の熱心な信者はまず居ないと考えたい。
また、第10位には通常版の『ポケモン ソード・シールド』がランクインしている。
あえてこっちを購入したのか、それとも完全版の発売を知らなかったのか...
『神獄塔 メアリスケルターFinale』PS4版6819本、Switch版4544本の初週売上
コンパイルハートの『神獄塔 メアリスケルター』シリーズ三作目にして最終作『神獄塔 メアリスケルターFinale』は、2機種合算で約1.1万本の初週セールスとなった。
神獄塔 メアリスケルター(PSV) 初週1.8万本/累計2.6万本
神獄塔 メアリスケルター2(PS4) 初週1万本
神獄塔 メアリスケルター2(Switch) 初週2000本〈後発〉
神獄塔 メアリスケルターFinale(PS4) 初週6819万本
神獄塔 メアリスケルターFinale(Switch) 初週4544本
今作はソニーハードと任天堂ハードのマルチ発売によって裾野が広がったから、前作のPS4版と然程変わらないスタートダッシュに見える。
しかし後発のSwitch版のセールスを足すと売上は落ちており、加えて機種ごとの初週売上は4桁に突入したため、失速感がすごい。
10年後もコンパイルハートは生き残っているのか、少々心配ではある。

コンパイルハートはまず開発力を上げないとね...
海外の売上ランキングTOP10
https://doope.jp/2020/11110314.html(ソース:doope!)
※UKチャートを参照
順位表記が無いが、上から第1位、第2位・・・という感じである。
まず5週連続で『FIFA21』が首位をサルゲッチュ! もうFIFAはええって、人気なのは分かったから!
初登場の『L.O.L Surprise! Remix: We Rule The World』は、今回の集計週で海外にて発売された唯一の新作だからか、ギリTOP10にランクイン(日本では未発売)
海外レビューは低評価が目立っている。二週目のTOP10入りは厳しそうだな。
週間ハード売上
https://www.vgchartz.com/#graph_menu (ソース:VG Chartz)
引用元の「VG Chartz」がリニューアルしたため、世界の週間ハード売上の表もリニューアル。
北米市場や欧州市場では、次世代機が発売される直前にも関わらず『PS4』のセールスはあまり落ちぶれず。
『XboxOne』のセールスはガクンと下がったのを考量すると、やはり『PS4』はCS機第8世代の王者だったのだなという事を再認識させてくれた。
一方日本市場では、ずっと前から『Switch』以外ズタボロなのだが...
僕も日本人なので、あと一週間もしないうちに旧世代機へと成り果てるゲーム機を購入する北米・欧州人の気が知れない。
なぜもう少し我慢して次世代機を買わないのか。あっ、世界中品薄で年内に買えるかも定かではないのか...
次世代機の初動を予想!!
ここからは今週発売する新作ゲームを振り返りつつ、その初動を予想していくぞ!
次回の集計週から、次世代機『PS5』と『Xbox Sereis X|S』の本体とソフトが集計対象に入ってくる。
がしかし、今回は『PS5』と『Xbox Sereis X|S』のソフトの売上は予想しない。理由は、正直何本売れるのか皆目見当がつかないというのと、僕が次世代機を買えなかったから悔しいという二つ。

後者は完全に個人的な理由じゃん。めんどくさっ!
その替わり、『PS5』本体の初週販売台数と最も売れるローンチタイトル、そして『Xbox Sereis X|S』本体の初週販売台数を予想して行こうと思う。
「PS5」本体の初週販売台数&最も売れるローンチタイトル予想
これまでは先着形式の販売だったため、「発売日に絶対欲しい!」と情報を逐一チェックしていた人は大方発売日に購入できていたのが”コンシューマーハード”。
それに対し、今回のPS5は最初から抽選形式での販売。そういった前例のない販売形式が、この「本当に欲しい人こそが手に入らない!」…という残酷無比な状況を生み出している。
そんな中、「発売日にゲットできたぜ…! えっ?お前らまだ前世代機なの?(笑)』と自適悠々に過ごしている豪運の持ち主は、一体全体日本に何人居るのだろう?
ここで、歴代PSハードの初週販売台数を見て行こう。
※()内は最も売れたローンチタイトル
PS1 データ見つからず
PS2 約98万台 (リッジレーサー5)
PS3 8万8843台 (リッジレーサー7)
PS4 32万2083台 (KNACK 32万2083本)
ゲームに歴史あり。初週販売台数に発売時の状況が克明に刻まれている。
SIEはPS3の失敗に学んでいて、 特に出荷台数が少ないなどのニュースも報じられてないため、基本的に20万台は超えていると考えた方が良い。
40万台を超せば素晴らしいスタートだが、この惨状を見るにそれは考えにくい...
ちなみに任天堂機では、Switchが31万3700台、WiiUが30万8600台という感じだ。
よって、ここ10年のコンシューマーハードの動きを鑑みるに、PS5の初週販売台数は20万台~30万台だと考えたい。もっと具体的に突っ込めば、25万台だと予想している。
そういえばSIEより公式に、PS5本体の初週出荷分は全て予約で消え去り、初週は店頭に商品が並ばないという情報が出た。転売ヤーが購入した数も、一度購入したと見なされるのでカウントされる。
つまり初週販売台数=出荷台数だ。一体どんなスタートダッシュを切ったのか、次回数字を見るのが楽しみだなぁ…!!
そして、PS5のローンチタイトルで最も売れるソフトは『スパイダーマン マイルズモラレス』だと予想する。
理由としては、PS4を代表する神ゲー『スパイダーマン』の続編であり、ローンチタイトルの中で最も注目が集まっていたからだ。PS4版も発売されるが、それでもこれに賭けてみる。
売上本数は、PS4版や他のローンチタイトルにも分散するのが目に見えているがから、本体の初週販売台数の7割ほどかしら?
次点で『デモンズソウル』『God fall』かな?
注目率が高い順に売れると考えるのが順当だろう。僕は断然『God fall』が買いなのだが...
「Xbox Sereis X|S」本体の初週販売台数予想
『PS5』の予想に倣って、まずは歴代Xboxの初週販売台数を見て行こう。
Xbox データ見つからず
Xbox360 6万2135台
Xbox One 2万5674台
『Xbox』は日本市場での存在感が薄く、最もハードが売れるのは初週、ソフトの方は...というのが毎度お馴染みだ。
今回も似たような出だしが予想されるが、それはあくまで”似たような”ものであり、今回は歴代の『Xbox』シリーズとはどこか違う空気感が日本国内に漂っているように思う。
なぜなら、安い『S』の方は3万円という次世代機とは思えぬ低価格であり、また今回初めて日本が最速発売国に入って、マイクロソフトが日本市場に若干力を入れ直しているから。
『Xbox One』の発売時より高く、『Xbox360』にも匹敵する注目が『Xbox Sereis S|X』に注がれていると、僕の肌感覚ではそう感じた。
また『PS5』より購入の難易度は低かったので、『PS5』を買えなかった民がこちらに流れて来ているのも十分に考えられる。
Twitterのトレンドに入りし、購入報告のツイートが多く見受けられた点からも、購入者が少なくはないという事が可視化された。
したがって、『Xbox Sereis X|S』の初週販売台数は6万台だと予想する(XとS合算)。
これは予想というよりかは”希望”だ。『S』は3万円代だし、『Xbox』シリーズで過去最高のスタートダッシュを決めてほしい。今度の『Xbox』こそ日本で売れると良いなぁ...
今回はここまで!
次世代ハードの売上をめいいっぱい予想したから、『天穂のサクナヒメ』や『アサシンクリード ヴァルハラ』など、PS4やSwitchで発売されるタイトルの細かい売上本数予想は割愛させてもらいたい。
それでは、さよならバイバイ!!!
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